ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズが、NBAの安全衛生プロトコルに従い、11月30日(日本時間12月1日)のゴールデン1センターでのサクラメント・キングス戦を欠場した。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、ジェームズは複数試合を欠場する見込みだ。NBAの安全衛生プロトコルで最低10日の隔離か、24時間間隔の検査での2回連続陰性結果が必要となる。
Lakers star LeBron James will be sidelined for at least 10 days, or unless he returns two negative test results in 24 hours moving forward, sources tell @TheAthletic @Stadium. https://t.co/Mok1iyfogL
— Shams Charania (@ShamsCharania) December 1, 2021
36歳のジェームズは今季、負傷で10試合を欠場。1試合の出場停止と合わせ、この日がレイカーズの23試合で12試合目の不在となった。ジェームズは今季、平均25.8得点、5.2リバウンド、6.8アシストを記録している。
ジェームズ出場時に7勝4敗だったレイカーズは、ジェームズを欠くと4勝7敗という成績だった。だが、この日はアンソニー・デイビスが25得点、7リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが23得点、6アシスト、マリーク・モンクが22得点を記録するなどし、2連勝を飾っている。
フランク・ボーゲル・ヘッドコーチは「3週間前や最初に彼が離脱したときとは違う」と述べた。
「今回はもっと勝てることを願うよ」。
第3クォーター序盤に14点のビハインドを背負ったレイカーズだが、その後は第4Qまでに35-8とキングスを圧倒。13点差をつけて迎えた第4Qも30-18とリードを広げて勝利した。レイカーズは12勝11敗と再び勝率5割を上回っている。
ジェームズから無症状で元気だと聞いたというデイビスは、「それでも僕たちは勝つ方法を見つけなければいけない」と話した。
「影響されてはいけない。もちろん、彼は僕らのチームの重要な一員だ。でも、僕たちは彼がいない試合もたくさんこなしてきた。だから、すでにやり方は分かっているようなものだ。彼が戻ってこられるまで、今日の守備のようなプレイを続けなければならない」。
第3Q途中からキングスを圧倒した際、デイビスは8得点、ウェストブルックは11得点をあげている。だが、デイビスは「僕とラスは全部自分たちでやらなきゃいけない仕事だとは思っていない。味方を助けるための仕事も十分に必要だ」と述べた。
「今夜はそれができたと思う。みんなもステップアップしたね。僕とラスだけじゃない。チームのことなんだ。でも、僕とラスが率先し、レブロンが戻るまでみんなを引っ張り続けなければいけない」。
一方、2連敗で8勝14敗となったキングスは、4試合ぶりに復帰したリショーン・ホームズがフィールドゴール13本中12本成功の27得点、9リバウンド、ディアロン・フォックスが17得点、チメジー・メトゥが14得点、11リバウンドを記録している。
指揮を託されて以降に2勝3敗となったアルビン・ジェントリー暫定HCは、第3Qに逆転された流れの中でFG18本中17本失敗に終わったと指摘し、「キングスファン全員に謝罪したい。このようなことは彼らにふさわしくないからだ」と落胆した。
「後半はひどかった。恥ずかしかった。後半にあのようなことをしてはいけない。ファンにふさわしくない」。