9月30日(日本時間10月1日)にフロリダ州オーランドのアドベントヘルス・アリーナでNBAファイナルのマイアミ・ヒート対ロサンゼルス・レイカーズ第1戦が行なわれ、116-98の勝利でレイカーズが先勝した。
試合序盤こそヒートが6連続ポゼッションで得点するなど、23-10とリードしたものの、そこからはレイカーズが相手を圧倒する時間が続いた。
第1クォーター終盤にレイカーズが19-3のスコアで逆転すると、第2Qを34-20と圧倒し、17点のリードでハーフタイムを迎えた。
最大32点差のリードを作ったレイカーズは、課題とされていた3ポイントショットも15本決めるなど、試合の主導権を奪ってから手放すことはなかった。
レイカーズはアンソニー・デイビスが34得点、9リバウンド、レブロン・ジェームズが25得点、13リバウンド、9アシスト、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが13得点、ダニー・グリーンが11得点をマーク。
活躍したデイビスについてレイカーズのフランク・ボーゲル・ヘッドコーチは「舞台が大きければ大きいほど、彼はプレイの質を上げてくる」と称賛した。
敗れたヒートは、ジミー・バトラーが23得点、5アシスト、ケンドリック・ナンが18得点、タイラー・ヒーローが14得点を記録。しかし試合途中にゴラン・ドラギッチ(左足底筋膜の断裂)とバム・アデバヨ(左肩の張り)が負傷退場し、バトラーも捻挫をしながらもプレイを続けるなど、けがに悩まされた。
エリック・スポールストラHCは「今日見せた内容よりも我々はよっぽど良いチームのはずだ」と語った。
「レイカーズを褒めるしかない。また次に向けて練習だ」。
第2戦は10月2日(同3日 午前10時)に行なわれる。