ブリッジズとスミスの活躍でホーネッツが勝利、レイカーズは20点差を追い上げるも一歩及ばず

YOKO B

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1月28日(日本時間29日)、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センターで行われたロサンゼルス・レイカーズ対シャーロット・ホーネッツの一戦は、マイルズ・ブリッジズが26得点、イシュ・スミスが22得点とベンチから大活躍し、ホーネッツが117-114で制した。

試合前にレイカーズは、レブロン・ジェームズが左ひざの痛みで2試合連続の欠場、さらにアンソニー・デイビスも右手首の痛みで欠場となることを発表。

手薄となったレイカーズを相手に、シャーロットは16-3のランで試合をスタートさせると前半をそのまま優位に展開し、65−49でリードしてハーフタイムを迎えた。

第3クォーターに入り、ブリッジズとスミスを中心にシャーロットはさらにリードを20点に広げる。しかし、残り9分18秒から、ラッセル・ウェストブルックとカーメロ・アンソニーの活躍で勢いに乗ったレイカーズに32-14と追い上げられる。

87−84とわずか3点差で迎えた第4Q、ホーネッツは残り6分11秒で再びリードを二桁に戻したが、その後ウェストブルックがドライブと連続3Pで得点を重ね、レイカーズに1点差に詰められる。

試合残り9.6秒、ファウルされたラメロ・ボールは最初のフリースローを決めたが、2本目をミス。リバウンドを取ったレイカーズがすぐにタイムアウトを取り、ミッドコートからインバウンドプレイを仕掛けた。

残り0.7秒、2点差を追う場面で勝負に出たウェストブックが放った3Pが外れ、勝負が決まった。

ウェストブルックは試合後、「あの直前に2本(3Pショットを)決めたばかりだったから、あれには納得している」と最後のショットについて話した。

最後のプレイでウェストブルックを守ったブリッジズは、レイカーズにとってこの試合がアウェイで連戦2日目なので、ウェストブルックは勝ちに来ると思ったと語る。

「延長戦に持ち込みたくないことはわかっていたから、しっかり抑えに行こうと思ったんだ」。

レイカーズのフランク・ボーゲル・ヘッドコーチは、「最も好調だった選手がボールを持っていたんだ」とウェストブルックのシュートセレクションに問題を感じていないと述べている。

「彼は後半、6本中3本の3Pを成功させて、そこで勝負に出た。彼があれを決めていたら、我々はとんでもない勝利だったと話題にしてるはずだ。ただ今日は決まらなかっただけのこと。後半のラッセルは見事だった。彼はアウェイで1勝を挙げるチャンスにチームを導いてくれた」。

この試合に勝ったホーネッツは、ブリッジスが26得点、6アシスト、8リバウンド、2スティール、イシュ・スミスが22得点、5アシスト、2リバウンドとベンチから大活躍。また、ボールが20得点、2アシスト、7リバウンド、テリー・ロジアーが20得点、3アシスト、6リバウンドを記録している。

一方、敗れたレイカーズは、ウェストブルックが35得点、5アシスト、4リバウンドをマーク。35得点のうち、後半に30得点、第4Qに16得点をあげている。また、アンソニーが19得点、5アシスト、5リバウンド、2スティール、ルーキーのオースティン・リーブスが16得点、3アシスト、8リバウンドを記録した。

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静岡県出身。大学卒業後渡米し、オクラホマ大学大学院修士課程修了。2014年よりオクラホマシティ在住。移住前にNBAのオクラホマシティ・サンダーのファンとなり、ブログで情報発信を始める。現在はフリーランスライターとして主にNBA Japan/The Sporting Newsに寄稿。サンダーを中心に取材するかたわら、英語発音コーチも務める。