1月20日(日本時間21日)にTDガーデンで行なわれたロサンゼルス・レイカーズ対ボストン・セルティックスの一戦は、ジェイソン・テイタムが27得点を記録し、セルティックスが139-107で快勝した。
アンソニー・デイビスが約2週間ぶりに復帰したレイカーズは、試合開始から連続8得点をマーク。だが、序盤にデイビスが立て続けのファウルでベンチに下がると流れが変わり、前半に今季最多の69得点を許す。
開始から22本の3ポイントショットのうち13本を成功させたセルティックスは、第3クォーター途中に103-75と32点のリードを奪う。第4Q途中にはレイカーズにとって今季最多のビハインドとなる34点差までリードを広げて大勝した。
連敗を3で止めたセルティックス(28勝14敗)は、ケンバ・ウォーカーとジェイレン・ブラウンが各20得点、エネス・カンターが18得点、11リバウンド、ゴードン・ヘイワードが16得点を記録している。
ウォーカーはレブロン・ジェームズとの29回目の対戦で初めての勝利。28連敗はマイケル・ジョーダンに30連敗したシャーマン・ダグラスに続き、NBAの歴史で2番目に長いマッチアップでの連敗記録だった。
試合後、ウォーカーは「彼がいなくなる前に少なくとも1回は勝ててうれしいよ」と笑っている。
「彼がどれほどプレイできるかは誰にも分からない。ただただ素晴らしい選手だからね。でも、たった1回(の勝利)だよ。1回で、あと28回(の黒星)だ」。
ウォーカーは「倒せない人がいたとしたら、それは彼だ。本当に偉大な選手だよ。このリーグでとても多くのことをやってきた」と、ジェームズに賛辞を寄せた。
「彼は多くの選手を倒してきた。彼に勝ったことがない選手はたくさんいるはずだよ」。
第3Qにはブラウンがジェームズの上からダンクを叩き込み、リングにつかまったままでテクニカルファウルをコールされる場面があった。ブラウンは「ウソはつかない。かなりナイスだった。すごかったよ」と述べている。
「レブロンは多くの選手たちを倒してきた。歴代最高のひとりとの対戦は、光栄でしかないよ。僕はずっとそういうマッチアップが大好きなんだ。さらなる勢いを与えてくれる」。
一方、ジェームズは「どうして個人的に思うことがあるのさ。これもバスケットボールの一部だよ」と話した。
「ダンクを決められたのは初めてじゃない。最後でもないだろう。でも、今年のジェイレンはとても素晴らしいプレイをしている。良いプレイだった」。
敗れたレイカーズ(34勝9敗)は、ジャベール・マギーが18得点、ジェームズが15得点、7リバウンド、13アシスト、カイル・クーズマとラジョン・ロンドが各13得点を記録している。
6試合ぶりに復帰し、28分間のプレイタイム制限があったデイビスは、23分間のプレイで9得点、4リバウンドという数字だった。デイビスは「試合勘を取り戻し、リズムを取り戻そうとしていた」と述べている。
「大半は良い感じだった」。