デイビス30得点の活躍でレイカーズがウォリアーズに先勝 八村塁は6得点:試合経過・結果・ハイライト|NBAプレイオフ2023西地区準決勝

大西玲央 Reo Onishi

デイビス30得点の活躍でレイカーズがウォリアーズに先勝 八村塁は6得点:試合経過・結果・ハイライト|NBAプレイオフ2023西地区準決勝 image

5月3日(現地2日)、カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズと昨年覇者のゴールデンステイト・ウォリアーズによるNBAプレイオフ2023のウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦が行われ、アンソニー・デイビスが30得点と活躍したレイカーズが117-112で初戦を制した。

第7シードのレイカーズはプレイオフ1回戦で第2シードのメンフィス・グリズリーズ相手に4勝2敗で勝ち上がった。対する第6シードのウォリアーズは、第3シードのサクラメント・キングスと第7戦までもつれる激戦を繰り広げ、ステフィン・カリーの50得点という大活躍で勝ち上がりを見せた。

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前半は接戦となり、レイカーズが65-64と1点リードした状態で迎えた後半、第3クォーターにレイカーズが試合の主導権を握った。

デイビスが攻守で大活躍を見せ、開始6分ほどで最大14点差のリードを作っていたレイカーズだが、そこからウォリアーズに連続14得点を許し同点に追いつかれる。

しかし最後はなんとかレイカーズが逃げ切り、敵地で先勝することでウォリアーズのホームコートアドバンテージを奪った。

八村は11分18秒の出場で、放ったフィールドゴールを2本とも決めて6得点(フリースローも2本中2本成功)獲得したのに加えて、1リバウンド、1アシストを記録。ターンオーバーは1、パーソナルファウルはなく、出場時のチームの得失点差を表すプラスマイナスは+2だった。

レイカーズ(1勝0敗)はデイビスが30得点、23リバウンド、4ブロック、レブロン・ジェームズが22得点、11リバウンド、ディアンジェロ・ラッセルとデニス・シュルーダーがそれぞれ19得点をマークした。

敗れたウォリアーズ(0勝1敗)はカリーが27得点、6リバウンド、クレイ・トンプソンが25得点、ケボン・ルーニーが10得点、23リバウンドを記録した。

第2戦は5月5日(現地4日)に再びウォリアーズのホームで開催される。

【動画】レイカーズ対ウォリアーズ第1戦ハイライト

 

第1戦 最終スコア・試合経過・ハイライト

レイカーズ(1勝0敗) 117-112 ウォリアーズ(0勝1敗)

  1Q 2Q 3Q 4Q 合計
LAL 29 36 31 21 117
GSW 31 33 24 24 114
ボックススコア配信

※タイムは残り時間

0.0 - 最後はファウルゲームとなり、レイカーズがきっちりとフリースローを決めて初戦を勝利!

9.7 - ジョーダン・プールがフリーで3Pを放つも外れる。LAL 115-112 GSW

1:24 - ディアンジェロ・ラッセルのレイアップでレイカーズがリード。LAL 114-112 GSW

1:38 - ステフィン・カリーの3Pでついに同点!LAL 112-112 GSW

2:48 - ジョーダン・プールの3Pが決まり3点差に!LAL 112-109 GSW

4:32 - ドレイモンド・グリーンのブロックから生まれたトランジションで、クレイからのアシストをカリーがレイアップでフィニッシュ。LAL 112-106 GSW

5:19 - カリーのパスを受けたクレイが3Pを沈める。LAL 112-104 GSW

5:44 - ステフィン・カリーのアンド1。LAL 112-101 GSW

5:58 - レブロンのロング2Pが決まりレイカーズがリードを広げる。LAL 112-98 GSW

8:03 - ADがプットバックで30得点に到達。LAL 105-95 GSW

9:38 - ステフィン・カリーのステップバック3P!LAL 99-95 GSW

10:47 - オースティン・リーブスからレブロン・ジェームズへのアリウープダンク!LAL 98-92 GSW

11:09 - さらにケボン・ルーニーがレイアップを決め、ウォリアーズがリードを削る。96-92 GSW

11:47 - ジョーダン・プールがレイアップを決める。LAL 96-90 GSW

△第3クォーター

0.0 - 試合の主導権を握ったレイカーズが有利に進め、8点差のリードを最終クォーターを迎える。

11.7 - ケボン・ルーニーのツーハンドダンク。LAL 96-88 GSW

1:24 - ドレイモンド・グリーンにテクニカルファウル。ADがフリースローを決める。その前にファウルもされていたため、合計3本のフリースローを決めてリードは再び二桁に。LAL 96-86 GSW

1:41 - ジョーダン・プールの3Pが決まる。LAL 93-86 GSW

1:54 - ドライブを仕掛けたディアンジェロ・ラッセルがフィンガーロールを決める。LAL 93-83 GSW

2:42 - クレイ・トンプソンが3Pでお返し。LAL 89-83 GSW

3:00 - トロイ・ブラウンJr.がコーナー3Pを決める。LAL 89-80 GSW

3:48 - レブロンの上からギャリー・ペイトン二世がツーハンドダンクを叩き込む!LAL 86-80 GSW

5:23 - オースティン・リーブスとレブロンの3Pでリードを広げるレイカーズ。LAL 86-76 GSW

6:32 - ADがウィギンズをブロック!

7:01 - タイムアウト明けにカリーが3Pを沈める。LAL 78-76 GSW

7:12 - オースティン・リーブスが3Pを決め、レイカーズがリードを広げる。LAL 78-73 GSW

7:55 - ADがハンドオフフェイクからダンクを叩き込む!LAL 75-73 GSW

8:26 - ディアンジェロの連続得点!LAL 73-71 GSW

9:10 - アンドリュー・ウィギンズがドライブを仕掛けレイアップを決める。LAL 69-71 GSW

9:55 - ディアンジェロ・ラッセルのプルアップ。LAL 69-68 GSW

10:42 - アンドリュー・ウィギンズのプットバックダンク!LAL 67-68 GSW

11:18 - 後半最初の得点はアンドリュー・ウィギンズ。LAL 65-66 GSW

△第3クォーター

レイカーズ

  • アンソニー・デイビス 23得点、11リバウンド
  • デニス・シュルーダー 13得点
  • レブロン・ジェームズ 12得点、5リバウンド、4アシスト
  • 八村塁 6得点

ウォリアーズ

  • クレイ・トンプソン 18得点
  • ジョーダン・プール 13得点、4足すと
  • ステフィン・カリー 10得点

△ハーフタイム

※タイムは残り時間

0.0 - レブロンが残り2.1秒でプルアップジャンパーを決め、レイカーズが再び逆転。1点リードでハーフタイムを迎える。LAL 65-64 GSW

11.2 - アンドリュー・ウィギンズが相手のファウルを誘いFT獲得。両方とも決めてウォリアーズが逆転。LAL 63-64 GSW

38.0 - プールがまたも3Pを決める。さらにファウルをされアンド1!LAL 63-62 GSW

1:14 - レブロンがポストプレイから得点。LAL 61-56 GSW

3:27 - 好調プールがこのクォーター3本目の3Pを決める!LAL 53-56 GSW

4:07 - ADがファウルされながらもジャンプショットを決める。FTも決めてアンド1。LAL 51-50 GSW

4:19 - プールの3P再び!LAL 48-50 GSW

4:40 - ジョーダン・プールがドリブルハンドオフから3Pを決める。LAL 48-47 GSW

5:04 - ディアンジェロ・ラッセルのドライビングレイアップ。LAL 48-44 GSW

6:14 - レブロンがトランジションで楽々と得点。LAL 46-44 GSW

8:06 - ジャマイケル・グリーンのコーナー3Pで再び同点に。LAL 38-38 GSW

10:01 - オースティン・リーブスがプルアップでこの日初得点。LAL 36-33 GSW

10:32 - ドレイモンド・グリーンがジャレッド・バンダービルトのダンクをブロック。

10:50 - リードを許したウォリアーズだが、アンドリュー・ウィギンズの得点で同点に。LAL 33-33 GSW

11:08 - デニス・シュルーダーがプルアップジャンパーとスティールからのレイアップで連続得点。LAL 33-31 GSW

△第2クォーター

※タイムは残り時間

0.0 - レブロンからのアシストを受けてADがダンクで加点。ウォリアーズの2点リードで最初のクォーター終了! なかなかの熱戦です。LAL 29-31 GSW

56.1 - 立て続けにカリー2本目の3P。LAL 25-31

1:37 - ステフィン・カリー1本目の3P!LAL 25-28 GSW

2:40 - レブロンからADへのアリウープダンク!LAL 21-23 GSW

3:08 - 八村がフリースローを獲得。2本とも決める。LAL 19-21 GSW

4:09 - 八村の得意のミドル!LAL 17-21 GSW

4:31 - ケボン・ルーニーが2本のオフェンシブリバウンドを獲得し得点。LAL 15-21 GSW

5:24 - 八村がバンクショットを決めて初得点。LAL 15-17 GSW

5:49 - 八村塁登場!

6:09 - アンソニー・デイビスが3本連続でショットを決め、レイカーズが追い上げを見せる。LAL 13-17 GSW

6:53 - クレイがこの試合2本目の3Pを決める。LAL 9-17 GSW

7:06 - アンソニー・デイビスのプッシュショットで得点。LAL 9-14 GSW

8:32 - アウトレットパスを受けたクレイがそのまま3Pを決める。レイカーズタイムアウト。LAL 2-10 GSW

10:46 - レイカーズの初得点はレブロンのロング2P!LAL 2-5 GSW

11:34 - シリーズ最初の得点はアンドリュー・ウィギンズのプルアップ3P!LAL 0-3 GSW

12:00 - ティップオフ!

△第1クォーター

ウォリアーズの先発メンバーはステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、ケボン・ルーニー、アンドリュー・ウィギンズ。

レイカーズの先発メンバーはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス、オースティン・リーブス、ジャレッド・バンダービルト、ディアンジェロ・ラッセル。

ウォームアップするレイカーズの八村塁。

今日の会場では『Gold Blooded』Tシャツが配布されている。

会場入りする選手たち。

関連:カリーはウォリアーズ対キングス第7戦の前にどんなスピーチでチームを鼓舞したのか?

△ティップオフ前


※以下、試合前時点の情報

レイカーズ対ウォリアーズ 第1戦試合情報

シリーズ展望配信

レイカーズ:第7シード
ウォリアーズ:第6シード

会場:チェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)
日時:2023年5月3日午前11:00(日本時間)
配信:NBA Rakuten

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大西玲央 Reo Onishi

大西玲央 Reo Onishi Photo

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。