ロサンゼルス・レイカーズは、今オフただ黙って選手が球団と契約するのを待つのではなく、自ら行動を開始した。
『ESPN』によれば、レイカーズはシカゴ・ブルズから譲渡される2019年ドラフト2巡目指名権と金銭と交換で、フィラデルフィア・76ersから2018年ドラフト全体39位指名権を獲得したという。
このトレードにより、レイカーズは今年のドラフトで全体25位(今年2月のトレードデッドラインに成立させたトレードでクリーブランド・キャバリアーズから獲得)、39位、45位の指名権を保持することになる。
2巡目ではチームに即インパクトを与えられる選手を指名できる可能性は低いと言われているものの、レイカーズは2017年ドラフト1巡目の後半に指名されたカイル・クーズマとジョシュ・ハートを獲得した。それだけに、追加の指名権を有効に生かせる可能性もある。
またレイカーズは、6月21日(日本時間22日)のアメリカ東部標準時間19:00(同22日8:00)から開催されるドラフトまでに、上位指名権を獲得するプランを実行するかもしれない。指名権を獲得した76ersとのトレードは、そのための準備とも考えられる。
レイカーズがどういう行動に出るかは、ドラフト開始までに明らかになる。
原文:NBA Draft 2018: Lakers reportedly acquire 39th pick from 76ers by Thomas Lott/Sporting News(抄訳)