レイカーズがダービン・ハムHCの解任を発表 「シーズンを振り返って最善の決定」

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ロサンゼルス・レイカーズは5月3日(日本時間4日)、ダービン・ハム・ヘッドコーチを解任したことを発表した。

ハムHCは2シーズンで退陣となる。戦績は90勝74敗。2シーズンともプレイオフに進出し、2023年のポストシーズンでウェスタン・カンファレンス・ファイナルに勝ち進んだ。2023-2024シーズンに初のインシーズン・トーナメントで優勝している。

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バスケットボール運営部バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカは、声明で「レイカーズを代表してダービン・ハムの努力に大きく感謝します。昨季の西地区決勝までの見事な戦いぶりを含め、この2シーズンで成し遂げてきた功績を評価しています」と話した。

「我々全員がダービンの献身と積極性に感謝したいと思っています。難しい決断でしたが、シーズンを完全に振り返った上で、これが進むべき最善の道です。世界中のレイカーズファンに優勝を競うレベルのバスケットボールを届けることにまい進するのは揺るぎありません」

今季のレイカーズはレギュラーシーズンを47勝35敗で終え、プレイオフ・ファーストラウンドでデンバー・ナゲッツに第5戦で敗れた。ハムHCが率いた2シーズンは、いずれもプレイイン・トーナメントを経てのポストシーズン進出だった。

今季のレイカーズはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスがシーズンの大半で健康を保ち、前者が71試合、後者が76試合と、2017-2018シーズン以来の出場だった。また、ディアンジェロ・ラッセルもレギュラーシーズンで3ポイントショットの球団記録を更新している。

しかし、レイカーズはレギュラーシーズンで昨季から4つしか白星を増やせず。試合マネジメントや戦術調整の遅さ、ローテーションやスターティングラインナップ変更への消極性から、ハムHCはファンやオブザーバーから大きく批判された。

それでもレイカーズは23勝10敗でレギュラーシーズンを締めくくり、プレイイン・トーナメントでニューオーリンズ・ペリカンズに勝利。西地区の第7シードでプレイオフに進出している。

ハムHCとレイカーズの契約は残り2年だった。レイカーズは2018年にジェームズが加入してから4人目となるヘッドコーチを探すことになる。

原文:Lakers part ways with coach Darvin Ham after 2 seasons(抄訳)
翻訳:坂東実藍

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。