スパーズがクリッパーズの連勝を止める、カワイ・レナードは再び古巣の本拠地で敗れる

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11月29日(日本時間30日)にAT&Tセンターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ対サンアントニオ・スパーズの一戦は、ラマーカス・オルドリッジが17得点、8リバウンド、7アシスト、4ブロック、デリック・ホワイトが17得点を記録し、スパーズが107-97で勝利した。

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クリッパーズのカワイ・レナードにとっては、NBA入りから最初の7シーズンを過ごしたスパーズを退団して以来、2度目となるAT&Tセンターでの試合だった。

スパーズからのトレードを要求してトロント・ラプターズに移籍したレナードは、昨季のファイナルで自身2度目となるMVPを受賞し、ラプターズを初優勝に導いた。そしてこのオフシーズン、フリーエージェントでクリッパーズに加入している。

レナードがAT&Tセンターに戻ってきたのは、今年の1月24日(同25日)以来。ラプターズが107-125で敗れたこの時の試合で、レナードはアリーナの観客から大ブーイングを浴びた。

この日も、試合前の選手紹介からブーイングを浴びると、その後もボールを持つたびにブーイング。試合を通じて辛辣な言葉のレベルは強まっていった。だが、レナードは「なんでもないよ」と述べている。

「普通のアウェイでの試合のように感じた」。

7連勝中だったクリッパーズに対し、2連敗中で14戦12敗と苦しんでいたスパーズだが、同点で前半を終えると、第3クォーターに29-18と引き離す。第4Qも5本の3ポイントショットを決めるなどして逃げ切った。

スパーズ(7勝13敗)はオルドリッジとホワイトのほかに、デマー・デローザンが15得点、9リバウンド、パティ・ミルズが13得点を記録している。

グレッグ・ポポビッチ・ヘッドコーチは「全員がアグレッシブで、必要としていたことをした」と述べた。

「我々に必要なのは、それをもっと頻繁にやり、もっと安定することだ」。

一方、連勝が止まったクリッパーズ(14勝6敗)は、レナードが19得点、7リバウンド、7アシスト、ジャマイカル・グリーンが16得点、8リバウンド、モントレズ・ハレルが12得点を記録している。ポール・ジョージはFG11本中2本成功にとどまり、今季自己最少の5得点だった。

10得点、5リバウンドをマークしたパトリック・ベバリーは「彼らはより多くを望んでいた。今夜、それを示したんだ」と、スパーズに賛辞を寄せている。

「彼らを称えなければならない。彼らはより飢えていて、キレがあった。それを示したんだ」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ