12月25日(日本時間26日)にステイプルズ・センターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ対ロサンゼルス・レイカーズのクリスマスゲームは、カワイ・レナードが35得点、12リバウンド、5アシストと活躍したクリッパーズが111-106で勝利を収めた。クリッパーズは今季開幕戦に続いてレイカーズ戦2連勝、ウェスタン・カンファレンス首位のレイカーズは今季最長となる4連敗となった。
前半を51-63と12点を追う形で終えたクリッパーズだったが、後半を60-43として逆転勝利を収めた。第3クォーター終盤に86-86と同点に追いついたクリッパーズは第4Q序盤に再びレイカーズにリードを広げられたものの、第4Q残り5分15秒にレナードが3ポイントショットを沈めて101-101の同点に追いつくと、終盤にルー・ウィリアムズ、レナード、ジョージらのフリースローでリードを作って勝利を手繰り寄せた。
35得点のレナードは後半に17得点、17得点のポール・ジョージは後半に10得点と両エースが勝負所でチームを牽引した。また、18得点のモントレズ・ハレルも後半に12得点と逆転勝利に貢献している。
【今夜の注目】カワイ・レナード 35得点&12リバウンド| 2019.12.25
後半だけでフリースローを23本中20本沈めたクリッパーズに対し、レイカーズは8本中5本の成功にとどまった。また、レイカーズはフィールドゴールも後半わずか37.8%(45本中17本成功)、3ポイントショットは17.4%(23本中4本成功)とショットが決まらず、得点を伸ばすことができなかった。
レブロン・ジェームズは23得点、10アシスト、9リバウンドとトリプルダブルまであと1リバウンドの数字を残したものの、3Pは12本中2本の成功、アンソニー・デイビスも24得点を記録したものの、3Pは6本中1本の成功にとどまった。控えのカイル・クーズマは今季自己最多となる25得点を記録した。
デイビスは「相手は我々よりも(勝利を)欲していた」と語っている。
「僕らは終盤にたくさんのミスを犯してしまった。攻守両面における精神的なミスだ。第4Qにファウルがかさんで相手にフリースローを与えてしまった」。
次戦は、クリッパーズが28日(同29日)にホームでユタ・ジャズと、レイカーズが28日(同29日)に敵地モダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する。