4月15日(日本時間16日)にオラクル・アリーナで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズのウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第2戦は、ルー・ウィリアムズが36得点、11アシストを記録したクリッパーズが、135-131で逆転勝利した。
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第1クォーターに左大腿四頭筋を負傷したデマーカス・カズンズを失ったウォリアーズだが、前半だけ23点のリードを奪うと、第3Qには最大31点差をつける。
だが、第3Qだけでウィリアムズがクリス・ポール(現ヒューストン・ロケッツ)の球団記録に並ぶ17得点をあげたクリッパーズが反撃。14点ビハインドで第4Qを迎えると、残り1分10秒にウィリアムズのショットで128-128と同点に追いつく。
残り58秒にカリーの3ポイントショットで128-131とリードされたクリッパーズだが、残り46秒にウィリアムズが1点差とすると、残り16.5秒でランドリー・シャメットの3Pで133-131と逆転。最後はモントレズ・ハレルが2本のフリースローを決めた。
31点差をはね返しての白星は、1989年のカンファレンス・セミファイナルでロサンゼルス・レイカーズがシアトル・スーパーソニックスを下した29点差の逆転勝利を上回り、ポストシーズン史上最大の逆転劇となった。
クリッパーズ(1勝1敗)はハレルが25得点、10リバウンド、ダニーロ・ガリナリが24得点、ジャマイカル・グリーンが13得点、シャメットが12得点をマークしている。
ウィリアムズは「必ずしも望んだ記録じゃない」としたうえで、「ビハインドを12点、10点と縮めていってから、流れが自分たちにあると分かった」と述べた。
ドック・リバース・ヘッドコーチは「後半から攻守でいくつか変更し、それが機能した。でも、何よりもスピリットが大きかったと思う」と喜んだ。
「個々の選手たちの力だよ。終盤は最高だったね」。
一方、ポストシーズンの連勝が7で止まったウォリアーズ(1勝1敗)は、カリーが29得点、ケビン・デュラントが21得点、カズンズの代役を務めたケボン・ルーニーが自己最多の19得点、クレイ・トンプソンが17得点、ドレイモンド・グリーンが14得点、9アシストを記録した。
カリーは「気持ちが崩れてしまった」と述べ、トンプソンも「ガードを下げてしまった。攻撃しなかったんだ。勝利に値しなかった」と落胆している。
スティーブ・カーHCは「攻撃も守備もプレイを止めてしまい、しかるべき集中でプレイを遂行できなかった」と悔やんだ。
「ふさわしい結果だ。クリッパーズが素晴らしかった。彼らはしっかり遂行し、勝利に飢えていた。団結し、一貫していた」。
負傷離脱したカズンズはMRI検査を受ける予定で、第3戦を欠場することになる。カーHCは「かなり大きなケガ」で、「しばらく」離脱することになると明かした。ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズはカズンズのために祈るツイートを投稿している。
第3戦はクリッパーズの本拠地ステイプルズ・センターで18日(同19日)に行なわれる。
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