ロサンゼルス・クリッパーズは7月25日(日本時間26日)、球団独自の資金でイングルウッドに建設する予定の新アリーナと、その周辺の完成予想図などを明らかにした。
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計画では、アリーナのほかに、球団のビジネス運営部門やバスケットボール運営部門のオフィス、トレーニング施設、コミュニティやショップも含まれている。
チェアマンのスティーブ・バルマーは「私の目標はシンプルだ。クリッパーズのホームをスポーツ界最高のものとしたい」と述べた。
「私にとってそれは、選手たちやファン、スポンサー、イングルウッドのコミュニティーにとって比類なき環境を意味する。我々が『ホーム』と呼ぶ街に変革的インパクトを与えつつ、再びファンを期待させられるような施設をつくるのが目標だ」。
新施設はロサンゼルス国際空港の飛行経路の下にある広大な土地を再活性化させる。計画では、ステイプルズ・センターのリース契約の満了後、2024年秋に完成予定だ。
新アリーナは、バスケットボールがネットを通過する様子をイメージしており、ダイヤモンド型の金属パネルの独特な外観をした、楕円形のデザイン。特に特徴的なのは、南カリフォルニアの気候を際立たせるインドア/アウトドアの「スカイガーデン」だ。
コンサートステージやバスケットボールコート、クリッパーズのプレイオフの全試合を大型スクリーンで見るためのスペースなど、多目的の広場もある。
新施設の計画では、建設時の1万人に加え、常時1500人の雇用につながる見込み。完成後は、イングルウッドにとって年間2億6800万ドル(約291億円)の経済活動を生むとみられ、2020年から45年の間に1億9000万ドル(約215億円)以上の税収も見込まれる。それらの収益は、学校や公園、図書館、警察、消防署など、公共サービスの支援につながる。
イングルウッドのジェームズ・T・バッツ市長は「国で最も博愛的なスポーツチームを歓迎できてうれしい」と述べた。
「バルマー家とクリッパーズは、過去3年にわたってたびたび、イングルウッドのようなコミュニティを発展させようとしてくれた。我々の街にクリッパーズがいることは、安定した収入源となり、街へのプライドを持たせてくれ、今後コミュニティを再活性化させてくれる」。
原文: L.A. Clippers Unveil Plans for New Arena and Entertainment Center in Inglewood by Clippers.com(抄訳)
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