ロサンゼルス・クリッパーズは7月7日(日本時間8日)、ガードのラッセル・ウェストブルックと再契約したことを発表した。契約内容は公表されていない。
クリッパーズのバスケットボール運営部代表のローレンス・フランクは、「チームに在籍した2か月間で、ラス(ウェストブルックの愛称)は私たちが期待していた以上の活躍をしてくれました」と述べている。
「彼はコート上ではそのプレイで、コート外では日々、ジムでの切迫感や激しさ、プロ意識をチームにもたらしてくれました」
34歳のウェストブルックは、昨季クリッパーズで21試合に出場し、1試合平均15.8得点、7.6アシスト、4.9リバウンドを記録。ポストシーズンでは5試合に出場し、得点(118)、アシスト(37)、ブロックショット(7)、スティール(6)でチームをリードした。
NBA14年目のベテランは、オクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ワシントン・ウィザーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、クリッパーズで、通算1094試合に出場し、1試合平均22.4得点、8.4アシスト、7.3リバウンド、1.6スティールを記録している。
ロサンゼルス出身のウェストブルックは、2016-2017シーズンにMVPを受賞。オールNBAに9回(ファーストチーム2回)、NBAオールスターに9回、オールスターゲームMVPに2回(2015年、2016年)選出され、2度のNBA得点王、2012年のオリンピック金メダリスト(アメリカ代表)に輝き、NBA75周年記念チームのメンバーにも選ばれている。
UCLAから2008年のNBAドラフト全体4位でシアトル・スーパーソニックス(のちのサンダー)に指名されたウェストブルックは、NBAのトリプルダブル歴代1位(198回)、アシスト歴代9位(9162回)でもある。
▶スポーツ観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう