LAのアーティストが描いたレブロンの壁画、2度も破壊される

Kirstie Chiappelli

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アーティストのジョナス・ネバ―による“キング”のプロモーションは終わった。

ロサンゼルスを拠点に活動する彼は7月6日、ロサンゼルス・レイカーズと契約したレブロン・ジェームズの壁画を発表した。しかし、すぐに批判を受け、さらには破壊されてしまった。

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「宗教と政治には関わらないよう、だいぶ昔に学んだと思う」ネバーはESPNを通じて言った。「この壁画は宗教にも政治にも、あるいはコービー(・ブライアント)にも何ら関係がないと思ったのだけれど」。

75缶のスプレーを用いて描かれた壁画は、グラフィティ・アーティストのフェルナンド・バルデスと共に、12時間かけて完成させた。しかしそれから4日間のうちに、2度も破壊されてしまった。

まず、ジェームズの顔が描かれた部分の上から、NBAファイナルでジェームズが記録した「3‐6」という成績、そして「お前なんて欲しくない」という言葉が書き込まれた。

そして12日の早朝、壁画が再び破壊される動画が投稿された。やはりジェームズの顔が描かれた部分に、ペンキがかけられた。

作家でシェフのアンソニー・ボーディンや、スポーツ解説者スチュアート・スコットの壁画も描いてきたネバーは11日、騒動を鎮めるために壁画を白い絵具で塗りつぶした。 

「僕は多大なサポートを受けた」ネバーは言った。「最初はたくさんのポジティブな反応があったが、同時にコービー信者たち、アンチ・レブロンの人たちを刺激した。作品それ自体ではなく、それが刺激する感情を気に入らない人たちがいた。僕は作品に“キング・オブ・レイカーズ”と描いた。その“オブ”が気にいらなかったんだろうね」

「僕はただ、レイカーズが再び話題になったことに嬉しくなり、自分の楽しみのためにこれを描いたんだ。まさかレイカーズと同じくらい壁画が話題になるとは思わなかったよ」

ジェームズはフリーエージェント開始から間もなく、レイカーズと総額1億5400万ドルの4年契約を結んだ。その直後、ゴールデンステート・ウォリアーズはデマーカス・カズンズを獲得した。

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原文:Artist paints over twice-vandalized LeBron James mural in Los Angeles

翻訳:Muneharu Uchino

Kirstie Chiappelli