10月23日(日本時間24日)にバークレイズ・センターで行なわれたミネソタ・ティンバーウルブズ対ブルックリン・ネッツによるNBA 2019-20シーズン開幕戦は、ネッツのカイリー・アービングが50得点、8リバウンド、7アシストと大活躍したものの、決勝ショットを外してしまい、ウルブズが延長までもつれる接戦を127-126で制した。
第2クォーター中盤で最大18点差を作るなど、前半はウルブズのペースで試合が進んでいた。しかし第3Qを37-20とネッツが圧倒し、そこからは接戦となった。
点の獲り合いとなったオーバータイムでは、試合残り1分19秒でアンドリュー・ウィギンズがドライブからのレイアップを決め、ウルブズが125-124とリードを奪った。そこからさらにウィギンズがフローターを決め3点差とする。
アービングのフリースロー2本でネッツが1点差まで追い上げたものの、試合終了のブザーとともに放たれたアービングのジャンプショットはリングに弾かれ、ウルブズの勝利が決まった。
試合には敗れたものの、移籍先での初戦におけるリーグ最多得点記録となる50得点を獲得したアービングは「素晴らしいスタート地点」と語っている。
「もちろんホームに集まってくれたファンの前で勝ちたかったが、金曜日(同土曜日)にまたそのチャンスはある」。
36得点、14リバウンド、3ブロックと大活躍だったウルブズのカール・アンソニー・タウンズは、「(このチームは)NBAでは稀な、とても特別なチームなんだ」と話した。
「このロッカールームにいる選手は、全員がひとつの目標のために集まっている。それは勝つことだ」。
ウルブズはほかにウィギンズが21得点、8リバウンド、ロバート・コビントンが15得点、9リバウンド、ジェフ・ティーグが14得点をマークした。
一方、ネッツはアービングのほか、キャリス・ルバートが20得点、トーリアン・プリンスが15得点、11リバウンド、スペンサー・ディンウィディーが14得点を記録した。