ブルックリン・ネッツのガード、カイリー・アービングが今季残りの試合をすべて欠場することになった。2月20日(日本時間21日)、ショーン・マークスGMがフィラデルフィア・76ers戦の前に発表した。アービングは右肩の関節鏡視下手術を受ける予定だという。
昨年11月14日のデンバー・ナゲッツ戦の前に肩の痛みを訴えたアービングは、この試合に出場したあと約2か月を欠場。1月12日のユタ・ジャズ戦で復帰し、2月1日のワシントン・ウィザーズ戦まで9試合出場したものの、今度は右ひざを痛めてオールスターブレイクまで欠場していた。
昨オフにボストン・セルティックスからフリーエージェントとなってネッツと契約したアービングは、今季20試合の出場にとどまっている。出場した試合では、1試合平均32.9分のプレイで自己最多となる平均27.4得点に加え、6.4アシスト、5.2リバウンド、フリースロー成功率92.2%を記録。今季開幕戦の昨年10月23日(ミネソタ・ティンバーウルブズ戦)には50得点、1月31日のシカゴ・ブルズ戦では今季自己最多となる54得点(キャリアハイはクリーブランド・キャバリアーズ時代の2015年3月に記録した57得点)をマークしている。
ネッツは終盤戦をエースポイントガードのアービングと今季全休が決まっているケビン・デュラント不在のまま戦うことになる。
この日、76ersに延長戦の末に104-112で敗れたネッツは、25勝29敗でイースタン・カンファレンス7位。同8位のオーランド・マジックとは1.5ゲーム差、同9位のワシントン・ウィザーズとは4.5ゲーム差で、8位まで出場できるプレイオフ争いの渦中にある。