トロント・ラプターズのカイル・ラウリーが、3月11日(日本時間12日)のアトランタ・ホークス戦で、通算得点の球団歴代2位に浮上した。
ラウリーは第2クォーターの3ポイントショットでクリス・ボッシュ(1万275得点)の記録を上回り、ラプターズの通算得点歴代2位に躍り出た。トップはデマー・デローザンの1万3296得点。ラウリーはホークス戦で17得点をあげ、通算1万288得点としている。
球団公式サイトによると、ラプターズのニック・ナース・ヘッドコーチは「素晴らしいことだと思う」と、ラウリーに賛辞を寄せた。
「8年前にここに来た時、彼はこのような歴史的な得点をあげる選手だとは言われていなかったと思う。彼の意思の強さやプレイを磨いてきたこと、シュート力や長期にわたって続けられてきたことの功績だ。彼はどの試合でも身を投げ出し、ボールをバスケットに入れるための方法を見つける。もう長年にわたって、ね。それは彼にとって非常に素晴らしい快挙だ」。
ラウリー本人は「殿堂入り候補であるボッシュのような選手の記録を更新できたのは光栄だ」と話している。
「決して狙ってきたことじゃなかった。目指していなかった。クリスのような偉大な選手を上回り、このようなことを成し遂げられたのは、ただただ素晴らしいよ」。
なお、ラウリーはすでにアシスト、スティール、3ポイントショット成功、トリプルダブルの数で、すでにラプターズの球団記録を樹立している。