8月25日(日本時間26日)のロサンゼルス・クリッパーズとのNBAプレイオフ2020 ウェスタン・カンファレンス1回戦第5戦に、クリスタプス・ポルジンギスが出場できるのか、ダラス・マーベリックスは確信を持っていない。リック・カーライル・ヘッドコーチは、右ひざに痛みがあるポルジンギスが治療を受けており、出場については当日の判断になると明かした。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、ポルジンギスのひざはMRI検査で陰性と判明したと報じている。カーライルHCは24日(同25日)、検査で構造的な問題が見つかったかについてコメントしなかった。だが、MRI検査でポルジンギスを第5戦から除外する要因は見つからなかったとしている。
Carlisle declined to answer whether Porzingis' MRI showed any structural issues, citing HIPPA, but said nothing on the MRI ruled KP out, "and that's good news."
— Callie Caplan (@CallieCaplan) August 24, 2020
"A lot of this is going to be hour-to-hour, minute-to-minute type stuff into the later stages tomorrow."
ポルジンギスの負傷は、左足首を捻挫したルカ・ドンチッチが、第4戦に出場すると分かった後に届いた知らせだった。
ドンチッチは第4戦のオーバータイムにステップバックの3ポイントショットを沈め、これが決勝点となり、マーベリックスが135-133で勝利を収めた。ドンチッチは43得点、17リバウンド、13アシストを記録し、2試合連続でトリプルダブルを達成している。
その活躍で第7シードのマーベリックスは第2クォーターに最大21点差をつけられながらも、逆転勝利を収めた。2003年のサンアントニオ・スパーズとのウェスタン・カンファレンス・ファイナル第5戦で19点差を逆転したのを上回る、球団新記録の逆転勝利だった。
左かかとの痛みを抱えていたポルジンギスは、クリッパーズとのカンファレンス1回戦で、試合平均23.7得点、8.7リバウンドを記録している。第3戦では34得点、13リバウンドをマーク。マーベリックス選手の30得点&10リバウンド超は、2011年ファイナルのダーク・ノビツキー以来だった。
原文:Kristaps Porzingis' status uncertain for Game 5 by NBA.com(抄訳)