ニューヨーク・ニックスは12月6日(日本時間7日)、デイビッド・フィズデイル・ヘッドコーチとキース・スマート・アシスタントコーチを解任したことを発表した。当面は暫定的にアシスタントコーチのマイク・ミラーが指揮を執る。
The New York Knicks have issued the following statement: pic.twitter.com/8ktLxMPynI
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) December 6, 2019
フィズデイルHCが就任した昨季、ニックスはクリスタプス・ポルジンギスをシーズン途中に放出し、球団ワーストとなる17勝65敗でリーグ最下位に終わっていた。
今季も、ドラフトで指名したRJ・バレットこそ明るい材料だが、開幕から10試合で2勝8敗と出だしから低迷。首脳陣はフィズデイルHCへの信頼を強調したものの、結果の改善に期待を寄せたが、不振から脱却できていない。
ニックスは2日(同3日)のミルウォーキー・バックス戦で88-132、5日(同6日)のデンバー・ナゲッツ戦で92-129と2試合続けて大敗を喫し、8連敗中。4勝18敗でリーグ最下位に低迷している。平均100.5得点はリーグ最少。19位に約3点の差をつけられている。
フィズデイルHCはメンフィス・グリズリーズでも1年目にチームをプレイオフに導きながら、2年目に19試合消化したところで解任されている。
暫定で指揮を執るミラーは、Gリーグの傘下ウェストチェスター・ニックスを4年率い、今季からニックスのスタッフに入閣。ウェストチェスター・ニックスでは108勝92敗(勝率54%)を記録し、2017-18シーズンに最優秀HC賞を受賞した。
ニックスは7日(同8日)にインディアナ・ペイサーズとホームで対戦する。