クレイ・トンプソン「ウォリアーズの覇権が終わりというのは早すぎる」

Sporting News Japan Staff

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ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、ウォリアーズがまだ優勝を競うチームだと考えている。

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過去5年連続でファイナルまで勝ち進み、そのうち3回優勝を遂げたウォリアーズだが、この夏はフリーエージェントでケビン・デュラントがブルックリン・ネッツに去った。さらに、アンドレ・イグダーラもトレードで退団。トンプソン自身は、トロント・ラプターズとのNBAファイナル第6戦で前十字靭帯断裂という重傷を負い、新シーズンの大半を棒に振るとみられている。

ウォリアーズの覇権は終わったという声もあるが、トンプソンは『ESPN』のインタビューで「そうやって言うのはちょっと早すぎるんじゃないかな」と反論した。

「覇権が終わったなんて言うのは、ちょっとばかげている。僕はもっと良くなって戻ってくるからね。ウォリアーズを外すのは賢くないだろうね。それだけ言っておくよ」。

デュラントはウォリアーズで2回優勝し、MVPファイナルにも2回選ばれた。昨季は1試合平均26.0得点、6.4リバウンドを記録したが、NBAファイナル第5戦でアキレス腱を断裂している。

ウォリアーズのバスケットボール運営部代表のボブ・マイヤーズは先月、デュラントのネッツ加入について「彼が心の中で別のことにトライしたいと感じたんだ」と述べた。

「それは何も悪くない。個人的に、私は落ち着いているよ。ファンにもそうあってほしい。彼は我々の球団に来てくれた、もっとも優れたアスリートのひとりだった」。

ウォリアーズはサイン&トレードでディアンジェロ・ラッセルを獲得した。スティーブ・カー・ヘッドコーチは、ラッセルの合流が「待ちきれない」と話している。

『NBC Sports』の番組で、カーHCは「ピック&ロールでダイナミックな選手で、素晴らしいシューターだ」と述べた。

「彼はピック&ロールからたくさんのプレイをする。あのフローターはマスターするのが大変だ。彼はそれらをかなり定期的にやってのける。だから、ボールを持っても持たなくても、ディアンジェロといろいろやることができるんだよ」。

原文: Klay Thompson says Warriors’ dynasty is far from over: ‘It would not be smart to count the Dubs out’ by Sporting News.com(抄訳)​


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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。