6月23日(日本時間24日)、サクラメント・キングスがコーリー・ブリュワーと契約したことを発表した。
NBAで12年の経験を持つブリュワーは、2018-19シーズンにキングスでプレイしたものの、今季はどのチームにも所属せず、NBAでプレイしていなかった。
以下、チームの公式リリース翻訳。
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サクラメント・キングスがガード/フォワードのコーリー・ブリュワーと契約したことを、ブラデ・ディバッツ・ゼネラルマネジャーが発表しました。チームポリシー上、契約の詳細は明かされていません。
13年目のベテラン選手であるブリュワーは、2011年にNBA優勝、2006年と2007年にNCAA優勝を経験しており、2018-19シーズンにキングスでプレイして以来2度目の在籍となります。2019年2月、ブリュワーはキングスと連続で10日間契約を結んだのち、シーズン終了まで再契約しています。
キングスでの24試合で、ブリュワーは平均4.1得点(フィールドゴール成功率44.6%、3ポイント成功率33.3%、フリースロー成功率73.3%)、1.2アシスト、14.7分を記録しました。ミネソタ・ティンバーウルブズ(2007-11)、ダラス・マーベリックス(2010-11)、ヒューストン・ロケッツ(2014-17)、ロサンゼルス・レイカーズ(2016-18)、オクラホマシティ・サンダー(2017-18)、フィラデルフィア・76ers(2018-19)、キングス(2018-19)で合計814試合(先発出場は310試合)に出場し、キャリア平均8.7得点(FG成功率42.5%、3P成功率28.4%、FT成功率71.3%)、2.8リバウンド、1.5アシスト、1.3スティール、23.0分を記録しています。
ティンバーウルブズ在籍時には、ヒューストン・ロケッツ戦(2014年4月11日)で自己最多となる51得点を獲得し、1試合で50得点以上、6スティール以上を記録した選手としてマイケル・ジョーダン、アレン・アイバーソン、リック・バリーの仲間入りを果たしました。同時に、それまで1試合30得点以上獲得したことがないなかで50得点以上を記録したNBA史上6人目の選手となっています。
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キングスは、再開されるシーズンに参加する22チームのうちの1チームだ。3月にシーズンが停止されるまで28勝36敗の成績を残し、現在ウェスタン・カンファレンス11位につけている。
キングスがプレイオフに進出するためには、再開シーズンで行なわれる8試合のシーディングゲーム(順位決定戦)で同カンファレンス8位以内に入るか、8位まで4ゲーム差以内の9位になって8位チームとのプレイイン・トーナメント(プレイオフ出場決定戦)で2勝する必要がある。
現在8位のメンフィス・グリズリーズ(32勝33敗)とは3.5ゲーム差だ。