サクラメント・キングスは9月17日(日本時間18日)、モンテ・マクネアが新たにゼネラルマネジャー(GM)に就任したことを発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
以下、公式リリース抄訳。
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キングスのオーナー兼チェアマンのビベク・ラナディベは、「モンテはNBAでも有数のトップクラスのバスケットボールマンであり、ヒューストンで勝者のチームを構築する上で有益な役割を担いました」と話しました。
「運営部門をけん引していくのに、彼の豊富な経験と視野をもたらすことができ、私はワクワクしています。サクラメントにモンテと彼の家族を歓迎できて、私はうれしいです」。
マクネアは「キングスという球団に加われて興奮しています。チームの忠実なファンのために、球団の明るい未来を形作ることができるのは光栄です」と述べました。
「この機会を与えてくれたビベク氏には感謝しています。サクラメントのコミュニティのひとりとなるのが楽しみです」。
マクネアはカリフォルニア州オーク・パークの出身です。2018年からはヒューストン・ロケッツでアシスタントGMを務めました。それまではロケッツのバスケットボール運営部門で分析を担当。コート上の戦略の提供や、対戦相手の分析など、コーチングスタッフと密に仕事しました。
彼の在籍中に、ロケッツは8シーズン連続プレイオフ進出や、2度のウェスタン・カンファレンス・ファイナル進出、7シーズン連続50勝超を果たしています。
ロケッツでの13年間で、マクネアはトレードやフリーエージェント、ドラフトを含む選手評価のあらゆる側面に関わってきました。2007年にバスケットボール運営部門シニアアナリストとしてロケッツでのキャリアを始め、2013年に運営部門ディレクターに昇格。2016年にはバイスプレジデントとなりました。
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なお、キングスは2019年にGMスペシャルアドバイザーとして加わり、直近では運営部門内部エグゼクティブバイスプレジデントを務めていたジョー・デュマーズを、新たにチーフストラテジーオフィサーに任命したことも発表した。ビジネス、バスケットボール、新事業、エンターテイメント、不動産などを含む、球団のあらゆる活動に関する戦略の推進に尽力していく。