ワシントン・ウィザーズに所属する八村塁が、2月13日(日本時間14日)付の『NBA.com』のルーキーランキングで3位に浮上した。
開幕から25試合で1試合平均13.9得点、5.8リバウンドを記録した八村だが、12月16日(同17日)のデトロイト・ピストンズ戦でチームメイトのイザック・ボンガに偶発的に蹴られて負傷。12月中旬から1か月半にわたって戦列離脱を余儀なくされた。
2️⃣0️⃣ points for 八mura! 🇯🇵#WizBulls | @rui_8mura pic.twitter.com/Q6qbRZsheh
— Washington Wizards (@WashWizards) February 12, 2020
2月3日(同4日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で24試合ぶりに復帰した八村は、戻ってからの5試合で1試合平均26.9分間プレイ。平均13.6得点、6.8リバウンド、フィールドゴール成功率51.9%、3ポイントショット成功率42.9%を記録している。
八村は『NBC Sports Washington』に「これほどバスケットボールから離れたことはなかった」と話している。
「でも、これほど試合や映像を見たこともありませんでした。だからそれが役立ったのかと。一日に2~3試合とか、たくさんのゲームを見てきました。復帰した時にどうプレイするか想像していたんです。だから、それが今役立っているんですよ」。
イースタン・カンファレンスでプレイオフ出場を競っているウィザーズにとって、八村の復帰は歓迎だ。八村が戻ってからのウィザーズは3勝2敗。イースト8位のオーランド・マジックを3ゲーム差で追っている。
13日(同14日)付のルーキーランキング、上位は以下のとおり。
1位 ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ/前週1位)
2位 ザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ/前週2位)
3位 八村塁(ワシントン・ウィザーズ/前週ランク外)
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ウィリアムソン同様に負傷による離脱が長引いたのは痛い。だが、ウィザーズのプレイオフ進出に貢献でき、トップを走るモラントが出場機会を逸するようなことがあれば、八村がアウトサイダーとなる。平均得点(13.9)は新人で3位、リバウンド(6.0)は1位、FG成功率(48.7%)が5位だ。
4位 ケビン・ポーターJr.(クリーブランド・キャバリアーズ/前週ランク外)
5位 ケンドリック・ナン(マイアミ・ヒート/前週3位)