ケビン・デュラントは、クリーブランド・キャバリアーズとカイリー・アービングとの間に起こった問題を深刻視していない。
デュラントは、『ESPN』とのインタビューで「NBAではよくあること。多くのチームが対応してきたようなことさ」と語った。
「キャブズがどうにかする。素晴らしい球団だし、優勝を達成している球団だからね。彼らが対応するよ」。
同じチームの偉大な選手のもとを離れたいと考え、2016年夏にオクラホマシティ・サンダーを退団する決断を下したデュラントならば、レブロン・ジェームズと離れることを望んでいると噂されるアービングの心情を理解できるだろう。1年前のサンダー退団が大きな話題になったデュラントは、自分と同様のことが今夏アービングとジェームズの間で起こっていると考えている。
大きな違いは、デュラントの希望がサンダーを退団するまで公にならなかったということだ。アービングのケースは、本人の希望が先に表に出てしまった。アービングの気持ちが公になった以上、この先ジェームズとの共存が可能かどうかを不安視する声もある。だがデュラントは、「この世の終わりではないのだから」と、何も心配していない。
「彼らは一緒に優勝を勝ち取った。お互いのことを良く思っているはずさ。もしカイリーが違うことをしたいのなら、それは彼の問題。どういう結果になっても、彼らにとってベストな形になると思う。NBAでは普通のことだよ。それが2人のビッグなスター選手に起こっているだけさ」。
原文:Kevin Durant says Cavs' Kyrie situation is 'not the end of the world' by Thomas Lott/Sporting News(抄訳)