フェニックス・サンズのケビン・デュラントが10月31日(日本時間11月1日)、NBA歴代12人目となる通算2万7000得点を達成した。
デュラントはサンズが114-115で敗れた同日のサンアントニオ・スパーズ戦で第4クォーター終盤のダンクで記録を達成した。通算2万7000得点を記録したのは、現役選手では通算得点歴代最多のレブロン・ジェームズ(3万8740得点)に続く2人目となる。
デュラントは990試合出場でこの得点記録を達成した。デュラントより早くに通算2万7000得点をあげたのは、ウィルト・チェンバレン(780)、マイケル・ジョーダン(852)、カリーム・アブドゥル・ジャバー(965)の3選手しかいない。
健康を保つことができれば、デュラントは今季のオールスターブレイクまでに通算得点ランキングの歴代トップ10入りを果たす見込み。あと312得点でエルビン・ヘイズ(2万7313得点)、さらに96得点でモーゼス・マローン(2万7409得点)の記録を上回る。
Congrats to @KDTrey5 of the @Suns for becoming the 12th player in NBA history to score 27,000 career points! pic.twitter.com/1icsKsda3s
— NBA (@NBA) November 1, 2023
デュラントはスパーズ戦で26得点、7アシストを記録した。スパーズのドラフト全体1位指名新人ビクター・ウェンバンヤマは、18得点、8リバウンド、4ブロックをマークしている。
試合前、ウェンバンヤマは「長年にわたり、本当に安定して彼を守る方法を見つけられた選手はいない」と、デュラントに賛辞を寄せていた。
「おそらく、だからこそ、僕の最もお気に入りの選手のひとりだったんだ」
一方のデュラントはこれを聞くと、「僕が年老いたってことだね」と冗談を飛ばしている。
サンズとスパーズは11月2日(同3日)にもアリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで対戦する。
原文:Kevin Durant becomes 12th player in NBA history to score 27,000 points(抄訳)
翻訳:坂東実藍