9月15日にシンガポールでFIBAインターコンチネンタルカップ2024の決勝が行われ、富永啓生が属するNBA Gリーグ・ユナイテッドがウニカハ（スペイン）と対戦した。富永は途中出場で3得点、2リバウンドを記録。試合は60-75でGリーグ・ユナイテッドが敗れ、準優勝となった。
第1クォーターに出番のなかった富永は、17-22と5点ビハインドを背負った第2Q開始から登場し、同残り8分30秒にこの試合最初の3ポイントショットを放つが決まらず。その後も2本の3Pを打つがどちらもリングに弾かれ、同残り5分24秒でベンチに下がった。
後半に入るとGリーグ・ユナイテッドはウニカハに徐々に引き離され、21点ビハインドとなった第4Q残り3分49秒、富永がこの試合2度目のコートイン。シンガポールの観客から歓声が沸き起こる。
第4Q残り2分8秒、富永は4本目の3Pを外すも、同1分7秒、トランジッションで先に走っていた富永がコーナーでチームメイトからパスを受け、ポンクフェイクでディフェンダーをかわしてこの日初得点となる3Pを沈める。すると会場からはさらに大きな歓声があがった。
富永は最終的に8分25秒の出場で、3P5本中1本成功の3得点、2リバウンドを記録している。
@KeiseiTominaga 待望の一本にシンガポール🇸🇬ファンも大歓声🙌🙌@nbagleague @FIBAIC #nbajpn pic.twitter.com/8rLlhrdO84
— NBA Japan (@NBAJPN) September 15, 2024
FIBAインターコンチネンタルカップは各大陸のクラブチャンピオンが参加するFIBA主催の国際大会。今年はGリーグ・ユナイテッドを含む6チームが参加し、シンガポールで9月12日から15日まで開催された。
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富永は現段階ではGリーグ所属選手ではないが、NBA下部組織のNBA Gリーグの有望な選手を主体とした選抜チームであるNBA Gリーグ・ユナイテッドの一員に選ばれた。9月4日、6日（現地5日、7日）にカイザー・パーマネンテ・アリーナ（米国カリフォルニア州サンタクルーズ）で行われたNBA Gリーグ・フォール・インビテーショナルにも参戦している。
インディアナ・ペイサーズとエグジビット10契約を結んでいる富永は、現地10月1日（日本時間2日）から始まるペイサーズのトレーニングキャンプに参加し、NBA入りに向けた挑戦を続けることになる。
