カワイ・レナードは、アメリカとカナダの国境を超えることに関心を持っていないものの、トロントでの新シーズンに向け準備を始めていると伝えられた。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、レナードは優勝が狙えるチーム、イースタン・カンファレンス上位が狙えるチームへの移籍に満足しているという。
レナードは、7月18日(日本時間19日)に成立したトレードにより、サンアントニオ・スパーズからトロント・ラプターズに移籍。今回のトレードでラプターズは、デマー・デローザンとヤコブ・パートル、それから保護条件付きの2019年ドラフト1巡目指名権と交換でレナードとダニー・グリーンを獲得している。複数のメディアは、デローザンも今回のトレードに乗り気でないと伝えた。
27歳のレナードは、来季終了後に契約最終年を破棄してフリーエージェントになれるプレイヤーオプションを保持している。来オフにはFAになることが濃厚で、先日レブロン・ジェームズを獲得したロサンゼルス・レイカーズと契約する意思があると発言した。ロサンゼルス出身のレナードは、ラプターズでプレイする2018-19シーズンに2010万ドル(約22億6600万円)の年俸を受け取る予定だ。
スパーズにトレードされたデローザンは、あと3年8300万ドル(約93億5700万円)の契約を残している(最終年の2020-21シーズンはプレイヤーオプション)。
原文:Kawhi Leonard reportedly warming up to idea of playing for Raptors by Kirstie Chiappelli/Sporting News(抄訳)