7月24日(日本時間25日)、カワイ・レナードがトロント・ラプターズのフィジカルテストに合格したと『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者が報じた。
この結果を受けて、先週行なわれたカワイ・レナードとデマー・デローザンのトレードが正式に成立した形となる。同トレードでスパーズはデローザンのほかにヤコブ・パートルとプロテクト付きのドラフト1巡目指名権を、ラプターズはダニー・グリーンをそれぞれ獲得している。
レナードがラプターズへのトレードを不満に思っているという報道が当初されていた。しかしその後ラプターズ公式ツイッターでレナードとマサイ・ウジリ球団社長と笑顔でコートに立っている写真が投稿されるなど、入団に前向きな姿勢である様子が見られていた。
Welcome to the North pic.twitter.com/FWy6huVI9l
— Toronto Raptors (@Raptors) 2018年7月20日
ラプターズは昨シーズン、球団記録となる59勝をあげながらも、プレイオフでクリーブランド・キャバリアーズに0勝4敗で敗退。オフシーズン中にはドウェイン・ケイシーHCを解雇し、ニック・ナースACをヘッドコーチに内部昇格するという改革を行なったばかりだ。新HC、新スター選手の下でさらなる躍進が求められる。
また、アメリカ代表のグレッグ・ポポビッチ新HCが初めて開催する練習キャンプへの参加が噂されていたレナードだが、どうやらこちらは参加を見送る形になると『ESPN』のクリス・ヘインズ記者が報じている。ほかにもステフィン・カリーやレブロン・ジェームズが不参加を表明している。一方デローザンは参加する方向で、一足早くポポビッチHCの指導を受けることとなる。