8月17日(日本時間18日)、スペインのバルセロナは、フアン・カルロス・ナバーロの現役引退を発表した。
2002年のNBAドラフト全体40位でワシントン・ウィザーズから指名されたナバーロは、2007年にメンフィス・グリズリーズと契約し、1シーズンだけNBAでプレイ。そのシーズンに全82試合出場して平均10.9得点の活躍を見せ、2007-08シーズンのオールルーキー・セカンドチームに選出された。そして同シーズン終了後、バルセロナへの復帰を決めた。
バルセロナでは、リーガACB優勝8回、コパ・デル・レイ優勝7回、ACBスーパーカップ優勝5回、ユーロリーグ優勝2回を含む35のメジャータイトルを獲得した。スペイン代表としても輝かしい功績を残し、2006年に日本で開催されたバスケットボール世界選手権(現FIBAバスケットボール・ワールドカップ)での優勝に貢献したほか、FIBAユーロバスケットでは2009年と2011年に優勝。2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪では銀メダル、2016年のリオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得した。
ナバーロは、引退後もバルセロナのスタッフとして球団に残ることが決まっている。