ヨキッチ&マローンHCが前半退場もナゲッツ勝利 ピストンズは12連敗

坂東実藍 Miran Bando

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11月20日(日本時間21日)にミシガン州デトロイトのリトル・シーザーズ・アリーナで行われたデンバー・ナゲッツ対デトロイト・ピストンズの一戦は、ナゲッツが107-103で勝利した。

ナゲッツは前半、判定への抗議でエースのニコラ・ヨキッチとマイケル・マローン・ヘッドコーチを失った。指揮官は第1クォーター終盤に退場を命じられ、ヨキッチは第2Q残り1分22秒に2つ目のテクニカルファウルでコートを去っている。

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試合後、マローンHCは「ニコラは私のことが心配だったんだと思う」と冗談を飛ばした。

「テレビで試合を見るのはキツかった。良いプレイの時はハグをして、悪い時はセルビア語で罵倒していたよ」

ナゲッツは2点リードで第4Qに突入すると、3-10のランでビハインドを背負ったものの、タイスコアで迎えた残り1分25秒にアーロン・ゴードンが3点プレイ。その後、相次ぐブロックなどでピストンズに得点を許さず逃げ切った。

3試合ぶりに白星を取り戻したナゲッツ(10勝4敗)は、レジー・ジャクソンが21得点、6アシスト、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが20得点、クリスチャン・ブラウンが15得点、6リバウンド、マイケル・ポーターJr.が14得点、11リバウンド、ゴードンが11得点、9リバウンド、7アシストを記録。ヨキッチは15分13秒の出場で9得点、5リバウンド、5アシスト、1ブロックだった。

コールドウェル・ポープは「今夜の僕らは必死だった。このロード遠征で2連敗スタートだったし、本当に勝利を必要としていたんだ」と話している。

「彼らがハードにくることは分かっていた。しばらく勝っていないからね。でも、僕らはやってみせた」

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一方、12連敗となったピストンズ(2勝13敗)は、ケイド・カニングハムが27得点、9リバウンド、マービン・バグリー三世が18得点、8リバウンド、ジェイデン・アイビーが17得点、アイザイア・スチュワートが11得点、11リバウンド、スタンリー・ウムデイが11得点をマークした。

ピストンズは2月以降の40試合で36敗を喫している。モンティ・ウィリアムズHCは「この期間を見ると、多くの黒星を喫している。だが、私はポジティブなこともあったと思うよ」と述べている。

「終盤にオフェンシブリバウンドを許しすぎで、ファウルが多すぎた」

ボックススコア

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。