ワシントン・ウィザーズはNBAプレイオフ2018、イースタン・カンファレンス・ファーストラウンドで、トロント・ラプターズに敗れた。この5年間でプレイオフに4回出場したウィザーズだが、ファーストラウンド敗退は初となる。
ジョン・ウォールは、ウィザーズのロスターに2つの大きな変更が必要と主張した。不満を抱く選手たちを外し、「運動能力に優れたビッグマン」を加えることだ。
『ESPN』によると、ウォールは「うまくいっているときに『満足している』『みんなここにいることを望んでいる』と言うのは安易だと思う」と、ワシントンにいたくない選手を取り除くべきと述べた。
「本当の兄弟が誰か、自分と戦争に行き、一緒に戦ってくれるのかが誰か本当に分かるのは、厳しくなってきたときだ」。
「うまくいっていないときこそ、本当にここにいたいと望む選手が誰だったのか、外からでも分かると思う。うまくいっていて、勝っていれば、すべてが楽しいものだ」。
今季のウィザーズは負傷に泣き、ひざの手術で2か月の離脱を強いられたウォールも41試合を欠場した。だが、ウォールは、ウィザーズがビッグマンを加え、ロスターに厚みをもたせれば、もっとタイトルを競うチャンスがあると主張した。
ウォールは『NBC Sports』に対し、「いくつかのピースを加えなければいけないだけなんだ」と述べた。
「正直、多くを加える必要がある。それはすごく明白だと思う。批判したいんじゃない。リーグのあり方から、運動能力が高いビッグマンたちや、ベンチからの得点など、そういったすべてが必要なんだよ。僕らには運動能力が高いビッグマンがいない。イアン(マヒンミ)は歳を重ねてきているし、(マーチン・ゴータットも)同じだ。彼らは運動能力が武器じゃないけれど、できる限り助けとなるようなことをしている」。
「どんなピースをチームに加えるかを把握しなければいけないと思う。どんな選手が残り、去るかだよ。本当にここで勝利を望み、次のステップを踏み出したいと願う選手たちが必要だ」。
昨年はカンファレンス・セミファイナルでボストン・セルティックスと第7戦まで戦ったウィザーズは、今季のレギュラーシーズンでイースタン・カンファレンスの8位だった。
原文: John Wall calls out Wizards' management, wants more 'athletic bigs' on roster by Sporting News(抄訳)