2月20日(現地19日)、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビード、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、オーランド・マジックのニコラ・ブーチェビッチが、それぞれ記録的なパフォーマンスを見せた。
まずエンビードは、ホームでのシカゴ・ブルズ戦で自己最多の50得点に加えて17リバウンド、5アシスト、2スティール、4ブロックを記録し、112-105での勝利に貢献。76ersの選手で1試合50得点、15リバウンド、5アシスト以上を記録したのは、ウィルト・チェンバレン以来初だった。
ヨキッチは、120-103で勝利した敵地でのクリーブランド・キャバリアーズ戦で16得点、12リバウンド、10アシストのトリプルダブルを記録。この日はヨキッチにとって26歳の誕生日だった。NBA史上、誕生日の試合でトリプルダブルを達成した選手は、ヨキッチを含めて8人しかいない。
誕生日の試合でトリプルダブルを達成した選手
オスカー・ロバートソン:24歳の誕生日:1962年
オスカー・ロバートソン:27歳の誕生日:1965年
ダレル・ウォーカー:29歳の誕生日:1990年
クリス・ウェバー:24歳の誕生日:1997年
ジェイソン・キッド:28歳の誕生日:2001年
ボリス・ディアウ:24歳の誕生日:2006年
アンドレ・イグダーラ:28歳の誕生日:2012年
アンソニー・デイビス:25歳の誕生日:2018年
ニコラ・ヨキッチ:26歳の誕生日:2021年
ブーチェビッチは、124-120で勝利したホームでのウォリアーズ戦で30得点、16リバウンド、10アシストを記録しトリプルダブルを達成。今季初のトリプルダブルをターンオーバー0回でマークした。30得点以上を記録し、ターンオーバーなしでトリプルダブルをマークしたセンターは、1985年以降ヨキッチとブーチェビッチしかいない。
ウォリアーズ戦で自身3度目のトリプルダブルをマークしたブーチェビッチは、マジック史上最多のトリプルダブルを記録したセンターになった。
Nikola Vucevic tonight:
— StatMuse (@statmuse) February 20, 2021
30 PTS
16 REB
10 AST
0 TOV
He joins Nikola Jokic as the only centers with a 30-point triple-double on 0 turnovers since 1985.
It’s also his 3rd career triple-double, more than every other Magic center in franchise history combined. pic.twitter.com/HLSWMfzPjn