カワイ・レナードのポスターダンクに試合後会見中のジョエル・エンビードも驚嘆

Jordan Greer

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6月14日(日本時間15日)に行なわれたNBAプレイオフ2021 イースタン・カンファレンス・セミファイナル(東地区準決勝)のフィラデルフィア・76ers対アトランタ・ホークス第4戦で、76ersのジョエル・エンビードは、17得点、21リバウンドを記録したが、フィールドゴールは20本中わずか4本の成功にとどまった。後半はFG12本すべて失敗だった。

特に痛かったのは、終了間際に決めれば逆転というレイアップを失敗したことだ。76ersは試合に敗れ、シリーズは2勝2敗のタイとなった。

右ひざ半月板断裂を抱えてプレイしているエンビードは、試合後の記者会見で負傷の影響を認めている。

「普段だったらダンクを狙ったり、ファウルをもらってアンドワンにしようとする。でも、明らかな理由から、跳ぶことができない感じだ。厳しいよ。でも、第5戦のことを考えなければいけない」。

その会見の終盤、エンビードは質問に答えながら、ロサンゼルス・クリッパーズ対ユタ・ジャズのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦における驚異的なシーンを目にした。クリッパーズのカワイ・レナードが、ジャズのデリック・フェイバーズの上から強烈なワンハンドダンクを見舞った場面だ。エンビードは思わず反応せずにいられなかった。

エンビードは回答の途中で「オー・マイ・ゴッド」と、レナードのダンクに驚嘆した。

「あのダンクを見たかい? カワイのダンク、見た? ワオ」。

エンビードは「試合の最初から見て分かったように、タフだった。支配できなかった。特に守備でね。それは簡単に言える」と回答を続けた上で、レナードのダンクに再び言及して会見を終えている。

「でも、まあ、あのカワイのダンクはクレイジーだよ。オーライ、みんな、おやすみ」。

第5戦は、16日(同17日 午前8時30分)に76ersの本拠地ウェルズ・ファーゴ・センター(ペンシルバニア州フィラデルフィア)で行なわれる。エンビードは、レナードの強烈なスラムダンクに刺激されて雪辱を果たせるだろうか。

原文: Joel Embiid stops in middle of postgame press conference to admire Kawhi Leonard's monster dunk by JORDAN GREER/Sporting News.com(抄訳)


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Jordan Greer

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Jordan Greer has been with The Sporting News since 2015. He previously worked for the Pittsburgh Post-Gazette. He is a graduate of Westminster College and Syracuse University.