76ersのジョエル・エンビードが右ひざ負傷でウィザーズとの第5戦を欠場

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フィラデルフィア・76ersのセンターのジョエル・エンビードが、右ひざの負傷のため、NBAプレイオフ2021 イースタン・カンファレンス・ファーストラウンド(1回戦)のワシントン・ウィザーズとの第5戦を欠場する。試合当日の6月2日(日本時間3日)、チームが 発表 した。

チームによると、MRIの結果、エンビードの右ひざに小さな外側半月板断裂が見つかり、今後はその日の様子を見て出場可能かどうかを判断する。手術をする予定はなく、理学療法で治療を行なうという。

エンビードは5月31日(同6月1日)に行なわれたシリーズ第4戦の第1クォーター残り4分43秒、ゴールに向かってドライブした際にロビン・ロペスにショットをブロックされ、フロアに倒れ込んだ。その後しばらくプレイしたが、第1Q残り1分でロッカールームに下がり、そのまま試合に戻らなかった。

今シリーズ最初の3試合で、エンビードは平均29.3得点、7.0リバウンド、1.0スティール、フィールドゴール成功率67.4%、3ポイントショット成功率54.5%と、ほぼ無敵と言っていい活躍でチームを3連勝に導いた。しかし、敵地での第4戦早々にエンビードを欠いた76ersは、114-122でウィザーズにシリーズ初黒星を喫した。

1983年以来のNBA優勝を目指す76ersにとって、エンビードを長期にわたって失うことは大きな打撃となり得る。76ersはイースタン・カンファレンス最高の成績(49勝23敗)でレギュラーシーズンを終えて第1シードでプレイオフに進出しており、エンビードはMVP(最優秀選手賞)の最終候補に選ばれている。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ