フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは、ボストン・セルティックスとのイースタン・カンファレンス準決勝でベストなプレイができなかったとしぶしぶ認めた。だが、今後複数の優勝リングを勝ち取れると語ったベン・シモンズの意見に同意している。
76ersは、5月9日(日本時間10日)に行なわれたセルティックスとのシリーズ第5戦に112-114で敗れ、1勝4敗で敗れた。
今季レギュラーシーズンで52勝を記録した76ersは、2012年以来初のプレイオフ・ファーストラウンド(対マイアミ・ヒート)突破を果たし、周囲からも期待されていた。
チームが思った通りの結果にはならなかったものの、エンビードは、才能に溢れた若手が揃う76ersの未来は明るいと考えている。エンビードは、シモンズとのやり取りについて聞かれ「彼が自分の手を取って、これからたくさんリングを勝ち取るという感じだった」と答えた。
「自分たちには明るい未来が待っている。チームは問題ない」。
「もっとやれたと思っている。才能ある選手が揃っているのだからね。自分たちのベストなプレイができなかった。全員のスイッチが入れば、負けないと思っている。(セルティックスとのシリーズでは)ミスが多かった。そこから学ばないといけない」。
シモンズも、エンビードと同様にミスの多さを認めた。そして、今シリーズから学べることは大きいと確信している。
エンビードは「まだ終わりたくなかったという気持ちでいる。もっとやりたかった」と言う。
「今は学んでいるところで、スタートラインに立ったばかり。これから先は長い。ヒートとのシリーズで学べなかったことを今回のシリーズで学習できた。この経験が自分をレベルアップせてくれる。そういう機会を与えてもらえたことに感謝している」。
原文:Joel Embiid has high hopes for 76ers despite painful playoff defeat by Peter Hanson/Sporting News(抄訳)