若手主体のフィラデルフィア・76ersが、チームに欠かせないベテラン選手の獲得に成功した。
7月1日(日本時間2日)、フリーエージェントのJJ・レディック(ガード)が、76ersとの1年2300万ドル(約25億8200万円)という契約に合意したと、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えた。
これにより来季の76ersの陣容は、今年のドラフト全体1位で指名されたワシントン大学出身のマーケル・フルツ(ガード)、キャリア11年目のレディック、2016年ドラフト全体1位指名を受けた20歳のベン・シモンズ、23歳のダリオ・サリッチとジョエル・エンビードになる可能性が高い。
昨季28勝54敗に終わった76ersは、チーム3ポイントショット成功率でリーグ23位の34%と苦しんだだけに、昨季ロサンゼルス・クリッパーズ内でブレイク・グリフィン、クリス・ポールに次いで3位となる平均15.0得点、フィールドゴール成功率44.5%、3P成功率42.9%(リーグ6位)という成績を残したレディックの加入は大きい。
レディックの周辺では、昨季リーグ最多となる3P試投数(3306本)を記録したヒューストン・ロケッツに移籍するという噂もあった。昨季までクリッパーズでチームメイトだったポールは、2日前に成立したトレードでロケッツに移籍している。
原文:NBA free agency: JJ Redick agrees to one-year deal with 76ers by Nick Birdsong/Sporting News(抄訳)