12月3日(日本時間4日)にスコシアバンク・アリーナで行なわれたマイアミ・ヒート対トロント・ラプターズの一戦は、ジミー・バトラーが22得点、13リバウンド、12アシストのトリプルダブルを達成し、ヒートが121-110で延長の末に勝利した。
ヒートは第4クォーター残り1分59秒で107-100とリードする状況で、ノーマン・パウエルの3ポイントショット2本と、この試合で復帰したカイル・ラウリーのフリースロー2本で逆転を許した。
バトラーのフリースローで延長に持ち込むと、ヒートはオーバータイムを13-2と圧倒。ラプターズが放った9本のフィールドゴールを全て外したのに対して、バトラーはオーバータイム開始から55秒で連続8得点する活躍で、勝利を呼び寄せた。
これで3連勝、アウェイでも2連勝となったヒートだが、バトラーは「この勝利がほかの試合よりも特別ということはない」と語る。
「2つの良いチームがやりあっただけだよ。我々はしっかりと自分たちの仕事をこなすことができた」。
ヒートのジャスティス・ウィンズロウはバトラーのトリプルダブルについて「彼はボックススコアに載る以外のこともたくさんやっていた」と話した。
「周りの選手たちを活気づけ、喋り続け、ディフェンスの隙間を埋める。素晴らしかったね」。
ヒート(15勝5敗)はダンカン・ロビンソンが22得点、バム・アデバヨが18得点、ウィンズロウが17得点、9リバウンドをマークした。
一方のラプターズ(15勝5敗)は、パウエルが23得点、8リバウンド、フレッド・バンブリートが19得点、パスカル・シアカムが15得点、12リバウンド、カイル・ラウリーが12得点、11アシストを記録したものの、ラウリーの復帰戦を白星で飾ることはできなかった。