ジャズ、デル・デンプスとキーオン・ドゥーリングがコーチングスタッフに

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ユタ・ジャズは9月25日(日本時間26日)、デル・デンプスとキーオン・ドゥーリングがコーチングスタッフに加わったことを発表した。以下、公式リリース抄訳。

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クイン・スナイダー・ヘッドコーチは「プロバスケットボールの世界でヘッドコーチとしてのキャリアを始めるのに、デルと仕事ができたことは幸いでした。ベンチで彼が自分の役割を深く掘り下げてくれると確信しています」と話しました。

「彼の労働倫理や技術に対するコミットメントは素晴らしいものがあります。選手、フロントの双方での豊富な経験は、独特な視点をもたらし、それはチームに貴重なものとなるでしょう。私たちは、ジャズに彼を歓迎できてうれしく思っています」。

デンプスは「またスナイダー・コーチと協力する機会を持つことができ、とてもうれしく思います」と述べました。

「私は常にクインとジャズ球団に大きな敬意を払ってきました。この有能なコーチングスタッフに加わり、選手たちと仕事するのが楽しみです。妻のアニタと私は、ユタに来て、素晴らしいコミュニティの一員となることにとてもワクワクしています」。

デンプスは直近でニューオーリンズ・ペリカンズのバスケットボール運営部シニアバイスプレジデントとゼネラルマネジャーを務めていました。それ以前はサンアントニオ・スパーズで5シーズンを過ごし、うち3シーズンでGリーグの提携チームのGMを務めています。スパーズの前には2003年から05年までニューヨーク・ニックスでスカウトとして働き、プロ選手人材ディレクターに昇格していました。

現役時代のデンプスは世界中で8年にわたるキャリアを誇り、NBAではゴールデンステイト・ウォリアーズ、スパーズ、オーランド・マジックで3シーズンにわたりプレイしました。ほかにもCBA(コンチネンタル・バスケットボール・アソシエーション)、フィリピン、フランス、ギリシャ、トルコ、クロアチア、ベネズエラでプロとしてプレイしています。

また、スナイダーHCはドゥーリングについて「キーオンは様々な点で我々にとって素晴らしい加入であり、ミズーリ大学で強い絆で結ばれて以降、私がとても敬意を払ってきた人物です」と話しました。

「複数のチームでキャプテンだった彼は、生まれついてのリーダーであり、現役時代の試合へのアプローチを、コートでのロスターとの仕事にも臨むと確信しています」。

ドゥーリングは「スナイダー・コーチのスタッフに加わる機会にとても感謝しています」と話しました。

「バスケットボールを愛する元選手なら誰でも、こういう機会に飛びつくでしょう。選手育成はスナイダー・コーチのプログラムで常に土台となってきました。コートに立ち、この次の世代の選手たちとのプロセスに加わることに、これ以上ないほどワクワクしています。妻のナトーシャと私は、家族がソルトレイクシティをホームと呼べることを楽しみにしています」。

ドゥーリングは直近までNBPA(選手会)の理事会で健康やメンタルヘルスのカウンセラーなどとして8年を過ごし、様々なリーダーシップ的役割を担ってきました。NBAから引退後は、実業家や作家などとして活躍し、2014年6月には自伝「What’s Driving You? How I Overcame Abuse and Learned to Lead in the NBA」をリリースしています。

2000年のドラフトで1巡目(全体10位)指名されたドゥーリングには、13年にわたるNBAでのキャリアがあります。ロサンゼルス・クリッパーズ、オーランド・マジック、ニュージャージー・ネッツ、ミルウォーキー・バックス、マイアミ・ヒート、ボストン・セルティックス、メンフィス・グリズリーズでプレイし、1試合平均19.4分間のプレイで7.0得点、2.2アシスト、1.3リバウンドを記録しました。ミズーリ大学2年生だった1999-2000シーズンには、スナイダーHCの下でプレイしています。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ