12月23日(日本時間24日)、『AP』が報じたところによると、NBAの安全衛生プロトコル入りしていたブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデンとポール・ミルサップが、復帰を認められたようだ。ネッツは25日(同26日)のクリスマスデーの試合でロサンゼルス・レイカーズと対戦するが、遠征に必要な人数の選手がそろうという。ただ、ケビン・デュラントはメンバーから外れるかもしれない。
報道によれば、ネッツのスティーブ・ナッシュ・ヘッドコーチは、ハーデンとミルサップ、ジェボン・カーターの復帰が認められたと明かしたようだ。試合を行うために必要な8選手はそろうという。
James Harden and Paul Millsap are out of health and safety protocols according to Steve Nash.
— Ohm Youngmisuk (@NotoriousOHM) December 23, 2021
だが、まだプロトコル入りしている選手の中で、レイカーズ戦までに復帰が認められる見込みはないとのこと。その場合、リーグ得点王のデュラントは欠場となる。
デュラントは18日(同19日)にカイリー・アービングとともにプロトコル入りした。プロトコルに従って、最低10日間の隔離か、24時間以内の連続検査で陰性結果が出るまでの離脱が必要となる。APは、NBAとNBPA(選手会)が、復帰に関する現行プロトコルの期間短縮を変更するか話し合っていると報じた。
21勝9敗のネッツはイースタン・カンファレンスの首位に立っている。ただ、10選手がプロトコル入りしたことで、この日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦を含めた3試合が延期となった。NBAはこれまでに9試合を延期したが、そのうち3試合がネッツの試合。最後にネッツが試合をしたのは、19日(同20日)のミルウォーキー・バックス戦だ。レイカーズ戦は約1週間ぶりの試合となる。
APによると、ナッシュHCは「我々は停止した数少ないチームのひとつだ。だから、リーグのリズムに飛び乗るは難しいタスクとなる」と話した。
「しかし、我々は良い機会と喜んで臨まなければいけない。そして、戻ることで自分たちにプレッシャーをかけ過ぎないことも必要だ」。