ロケッツのマイク・ダントーニHC、来季はジェームズ・ハーデンの休養機会を増やす可能性を示唆

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サンアントニオ・スパーズとのNBAプレイオフ2017 ウェスタン・カンファレンス準決勝 第6戦に75-114で完敗を喫した翌日、ヒューストン・ロケッツのマイク・ダントーニ・ヘッドコーチは後悔の念を口にした。

ダントーニHCが最も悔やんだのは、シーズンを通してジェームズ・ハーデンの出場時間を抑えられなかったこと。

今季はシーズンMVP級の大活躍を見せたハーデンは、平均29.1得点、11.2アシスト、8.1リバウンドを記録したが、1試合の平均出場時間もNBA6位の36.4分に到達。その影響が今週になってハーデンに表れたという意見もある。

ハーデンは、オーバータイムの末107-110で敗れたスパーズとの第5戦の後半からシュートパフォーマンスが落ち、第6戦ではフィールドゴール11本中わずか2本の成功に終わった。

12日(日本時間13日)、ダントーニHCは、来季はハーデンに休養を与えることを示唆した。

ダントーニHCは『ESPN』に対し「全ての偉大な選手たちは、何でもできると考えるもの」と語った。

「ひょっとすると、彼には休養が必要かもしれない。『疲れているだろ。今日はプレイしなくていい』という会話が必要かもしれない。話し合いが必要だが、それだけ彼が素晴らしい選手ということでもある。難しい問題で、デリケートなことでもある」。

休養を増やすというプランの実行にはハーデンの了承が必要だ。しかし、ダントーニHCは、出場している間もなるだけハーデンがフレッシュな状態を保てる努力をするとも話している。

ダントーニHCは「話し合う。彼を助けられると思う。オフェンスにも良い影響が出るだろう」と言う。

「今季よりは彼にボールを預けなくても大丈夫な方法はある。彼の体力を抑えられるし、ほかのボールハンドラーを信頼している。パット・ベバリーなら、チームのオフェンスを統率できる。それ以外の方法もある」。

原文:James Harden could get more rest next season, Rockets coach Mike D'Antoni says by Arthur Weinstein/Sporting News


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