デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーは、2月20日(現地19日)に行なわれたクリーブランド・キャバリアーズ戦(ナゲッツが120-103で勝利)でNBA史上初の偉業を成し遂げた。
マレーは、フィールドゴール25本中21本成功(成功率84%)、3ポイントショット10本中8本成功でレギュラーシーズンでの自己最多となる50得点を記録した。
『ESPN Stats & Info』によれば、マレーはフリースロー0本で50得点を記録した初の選手だという。さらに、FG成功率80%超え、3P成功数8本で50得点を達成した史上初の選手にもなった。
Players to have 50+ points, 8+ threes, and 80+ FG% in a single game in NBA history:
— Denver Nuggets (@nuggets) February 20, 2021
Jamal Murray.
That's it. That's the list. #MileHighBasketball pic.twitter.com/Mq7ZHdY03g
50得点以上を記録した選手の中では、キャブズ戦でのマレーのFG成功率は1967年12月20日にウィルト・チェンバレンが記録したFG成功率87%に次ぐ数字だ。
チームメイトのニコラ・ヨキッチも今月はじめにロードでのサクラメント・キングス戦で50得点をマークしている。ヨキッチとマレーは、同一シーズン中に敵地で50得点を記録した史上5組目のペアになった。
同一シーズン中に敵地で50得点を記録したペア
- 2020-21:デンバー・ナゲッツ:ニコラ・ヨキッチ(2021年2月6日)50得点/ジャマール・マレー(2021年2月19日)50得点
- 2019-20:ヒューストン・ロケッツ:ジェームズ・ハーデン(シーズン中4試合で50得点を記録)/エリック・ゴードン(2020年1月27日)50得点
- 2018-19:ゴールデンステイト・ウォリアーズ:クレイ・トンプソン(2018年10月29日)52得点/ケビン・デュラント(2018年11月29日)51得点
- 2018-19:フェニックス・サンズ:デビン・ブッカー(2019年3月25日)59得点/ジャマール・クロフォード(2019年4月9日)51得点
- 1994-95:ダラス・マーベリックス:ジャマール・マッシュバーン(1994年11月12日)50得点/ジム・ジャクソン(1994年11月26日)50得点
※括弧内は現地時間