NBAのチームにとって、十分であるのに越したことはないものが2つある。ベテランのリーダーシップと得点力だ。ジャマール・クロフォードとの契約で、フェニックス・サンズはその両方を手に入れた。
クロフォードは「正直なところ、自分が再び活気づいていると感じるんだ」と明かす。
「球団が今やっていることを気に入っている。若い選手たちも、球団が連れてきたベテランたちも好きだ。だから、ワクワクしているよ」。
ハンドリングに優れた選手として知られる19年目のベテランは、38歳という年齢になっても、ベンチから大きく貢献できる。
クロフォードは「コーチが僕に望むのは、これまでのキャリアと同じ僕だ」と述べた。
「もちろん、僕は別の選手たちが成長する手助けをする。でも、自分もまだ役に立てると感じているよ」。
シックスマン賞を3回受賞しているクロフォードは、TJ・ウォーレンやジョシュ・ジャクソンとともに、セカンドユニットとして若い主軸を支えるつもりだ。
クロフォードは「素晴らしくフィットすると思っている」と話す。
「若いタレントがたくさんいるんだ。ジョシュの昨季やTJの成功を見てごらん。(デビン・ブッカーは)素晴らしかった。そういう若い選手たちが成長を続けるのを見ていこう。(ディアンドレ)エイトンは外国からやって来た。彼も魅力的な選手になるはずだ」。
ブッカーはクロフォードについて「小さい頃に憧れだった人」だと語った。
「みんな彼のハンドリングばかりに注目するけど、彼は素晴らしいベテランだ。素晴らしい人だよ。バスケットボールが大好きなんだ。だから、僕らはとてもうまくやれると思っている」。
数々の成績や称賛にもかかわらず、残された時間について話すとき、クロフォードは「自分を証明する」というメンタリティを失っていない。
クロフォードは「面白いよね。みんなは『去年の彼は得点が減った』とみる。でも、隣にはショット本数や出場時間数もあるんだ」と述べた。
「それらはみんな関連している。僕にはまだまだ力が残っているよ。とても、とても興奮している」。
サンズは若手の助けにとライアン・アンダーソンやトレバー・アリーザを獲得した。アンダーソンは「彼は素晴らしいベテランだ」と、クロフォードをたたえている。
「彼はこのチームに多くをもたらしてくれるはずだ。経験はもちろんだけど、彼は得点も決められるし、プレイメーカーだ。僕らにとって助け以外の何ものでもない。別のベテランがいることで僕は本当にワクワクしているよ」。
10月20日(日本時間21日)のデンバー・ナゲッツ戦で初出場したクロフォードだったが、プレイ時間は約7分だった。クロフォードはイゴール・ココスコフ・ヘッドコーチについて「誠実な人」だと話している。
「このビジネスの中で自分は多くの人に囲まれてきた。彼は心から話してくれる。とても、とても正直なんだ。僕は彼のビジョンや彼が望んでいることを信頼している」。
サンズは22日(同23日)にロードでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦する。
原文: Jamal Crawford: Perfect Fit as Veteran of Young Suns by Cody Cunningham/Suns.com(抄訳)
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