オーランド・マジックで2年目のジョナサン・アイザックは、試合前や試合中にチームメイトのアーロン・ゴードンから、自分の力を信じ、より自分を表現するようにうながされている。
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スティーブ・クリフォード・ヘッドコーチと彼のスタッフたちも、多くの時間を費やしてアイザックと映像を確認し、いかに彼が試合でもっとインパクトを残せるかを指導している。
ただ、今のアイザックが好調な理由は、まったく別のところにあるようだ。
21歳のアイザックはこれまでのキャリアでダブルダブルを3回達成した。そのうちの2回が、マジックの直近2試合で記録したものだ。1月31日(日本時間2月1日)のインディアナ・ペイサーズ戦では13得点、自己最多の13リバウンド、2ブロックをマーク。さらに2月2日(同3日)のブルックリン・ネッツ戦では、10得点、12リバウンド、3スティール、3ブロックを記録した。
2017年のドラフトで全体6位指名されたアイザックは、15日(同16日)に開催される新人と2年目の選手を対象とする「MTN DEW ICE ライジングスターズ」のメンバーに選ばれなかったことがモチベーションになっていると話した。
アイザックは「こういうのは、受け止め方が2つだと思っている」と述べた。
「自分の邪魔にもなり得るけど、自分を刺激するものにもなり得る。僕はそれがモチベーションになったと信じているよ。もっと良い選手になるべく、夏まで自分を鼓舞し続けてくれるはずだ」。
22勝31敗のマジックにとっては朗報と言えるだろう。ここ2試合での活躍がライジングスターズ落選後だったのは、偶然ではないはずだ。アイザックは47試合に出場し、1試合平均8.3得点、5.3リバウンド、1.17ブロック、1.1スティールを記録している。
アイザックがこのまま活躍を続ければ、負傷しているロサンゼルス・レイカーズのロンゾ・ボールの代役となる可能性もある。
落選がモチベーションになったことはあまり知らなかった様子のクリフォードHCは、「集中力と自信を伸ばしたと思う」と述べた。
ルーキーシーズンは度重なる足首の負傷もあり、飛躍的な成長を遂げられなかったことも理解できる。だが、今季は健康を保ち、5日(同6日)のオクラホマシティ・サンダー戦に出れば40試合連続出場。さらに、二桁得点は18試合、2ブロック以上を記録したのは13試合、スティールは26試合で記録と、マジックにとってますます信頼できる選手に成長している。
クリフォードHCは「彼は自信を増しており、試合のたびに本当に良いプレイができている」と称賛した。
アイザック成長の立役者のひとりがゴードンだ。シーズン序盤にアイザックがショットで苦しみ、自信を失った様子の時も、ゴードンはアイザックが攻撃における大事な存在だと信じた。ゴードンは「ボールに触るほど彼は自信を深めるんだ」と話す。
「彼は本当にうまくて、才能が豊かなんだ。ただ、自分を信じなければいけない。今の彼はそれを始めて、よりアグレッシブでフィジカルになり、助けとなっているんだ」。
ゴードンは「僕は毎日彼に新しいことを求めている。そうやって挑むことで、彼はさらに考えるようになるんだ」と、アイザックが攻守において違いを生み出すような選手になっていくと述べた。
「彼はこのチームと攻撃における大事な一部分だ。彼が自分の力に対する自信を深めれば深めるほど、(ファンは)本当に良い選手を見ることができるはずだよ」。
アイザックは「試合のたびにやりやすさを感じるようになっていると思う」と、自らの成長について述べている。
「自分のものになってきつつあると感じているんだ。こういう選手たちとプレイし、出場時間を積んでいくことに、より慣れてきつつある。だから、僕はちゃんと“予定表”どおりさ」。
原文: Isaac Motivated After Not Being Selected for Rising Stars Game by John Denton/Magic.com(抄訳)
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