中国Eコマース大手「アリババ」グループの共同創業者で台湾出身のジョセフ・ツァイが、ブルックリン・ネッツの株式を取得することで合意した。ミハイル・プロホロフ現オーナーと共同経営し、今後同オーナーから経営権を完全に取得するオプションがついている。10月27日(日本時間28日)に『ESPN』が報じた。
報道によると、取得する株式は49%で評価額は23億ドル(約2615億円)。プロホロフが保有する本拠地バークレイズ・センターについては、近いうちに新たな長期リース契約を交渉する見込み。
『ESPN』は、ツァイの株式取得は「NBAの未来やブルックリンの市場としての力に対する大きな賭け」とのこと。ネッツはコートでの結果や財政面で不調だが、ツァイはショーン・マークスGMとケニー・アトキンソン・ヘッドコーチによるチームの方向性に夢中という。長期的には、アジアでのビジネス機会に結びつけることを目標としている。
原文: Internet billionaire Joseph Tsai to buy half of Brooklyn Nets by Sporting News(抄訳)