インド出身のプリンスパル・シンがNBA Gリーグの新チームと契約することが発表された。NBAアカデミー出身選手としては初めてのことだ。
以下、公式リリース抄訳。
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7月28日(日本時間29日)、インドのパンジャーブ出身でNBAアカデミー卒業生である208cmのフォワード、プリンスパル・シンがNBA Gリーグでプレイする契約を結んだことを、NBA Gリーグのシャリーフ・アブドゥル・ラヒーム代表が発表しました。シンは今後、有望な若手選手で構成されるGリーグの新チームにてトレーニングを行なうことになります。NBAアカデミー卒業生がNBA Gリーグと契約するのは初めてのことで、NBAアカデミー・インディアの卒業生がプロ契約を結ぶのも初めてです。
シンは2017年に、デリー首都圏にあるエリート・バスケットボール・トレーニングセンターであるNBAアカデミー・インディアに参加。インドの有望選手のためのアカデミーで、シンは開校初年度のアスリートとなった。2018年、シンは米国外の地域における男女のトップ選手を集めた、オーストラリアのカンベラにあるNBAグローバルアカデミーに進み育成を続け、この春に卒業しました。
アブドゥル・ラヒーム代表は「プリンスパルがプロバスケットボール選手との道をNBA Gリーグで始める機会を与えられたことにとても喜んでいます」と語ります。
「これまでも、我々は高校生のエリート選手たちのこの道筋に、NBAアカデミープログラム出身選手を含む、国際選手が含まれることを望んでいました。プリンスパルがこのリーグでスキルを育んでいくことをとても楽しみにしています」。
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2020-21シーズンから参戦するGリーグの新チームは、すでにジェイレン・グリーン、アイザイア・トッド、デイシェン・ニックス、カイ・ソット、ジョナサン・クミンガとの契約を発表している。