12月26日(日本時間27日)、イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターで行われたインディアナ・ペイサーズ対シカゴ・ブルズの一戦は、113-105でブルズが勝利した。
前半に3ポイントショット12本中6本成功を含むフィールドゴール41本中26本成功(63.4%)をマークし、63-48と15点リードでハーフタイムを迎えたブルズは、大半で試合を優位に進めた。
ブルズは残り3分19秒に8点差まで追い上げられたが、ザック・ラビーンの連続4得点で再びリードを12点に広げて勝負を決め、3連勝を飾っている。
20勝10敗としたブルズは、ラビーンが32得点、デマー・デローザンが24得点、ニコラ・ブーチェビッチが16得点、15リバウンドを記録した。
これまでの29試合すべてに出場していたロンゾ・ボールがNBAの安全衛生プロトコル入りで欠場したブルズは、ビリー・ドノバン・ヘッドコーチも先日からプロトコル入りしており、アシスタントコーチのクリス・フレミングが代役を務めた。
プロトコル期間中にブルズの3試合が延期となったため、2試合欠場にとどまったラビーンは、11日(同12日)以来となる復帰戦でゲーム最多得点をマーク。昨季もCOVID-19(新型コロナウイルス)で離脱を余儀なくされたラビーンは、「COVID-19にはうんざりしているよ」と話した。
「でも、それが今の僕たちが生きている世界だ。対応しなければいけない。今はリーグと世界の全員がそれに対処しているんだ。自分が気の毒だなんて思ったりはしない」。
ラビーンは「全員が『次の選手が代わりを務める』という感じだ」と述べている。
「全員が準備を整えて、名前を呼ばれたら、ためらうことなく、やるべきことを承知している。選手が抜けても、僕たちはうまくやってきた。それは大きなことだ」。
一方、マルコム・ブログドン(アキレス腱)やジェレミー・ラム(手首)が不在のペイサーズ(14勝20敗)は、キャリス・ルバートが27得点、9アシスト、マイルズ・ターナーが19得点、ドマンタス・サボニスが14得点、16リバウンドをマークした。
リック・カーライルHCは「前半はひどく、後半はとても良かったと思う」と話している。
「ブルズのようにスターが2人いるチームが相手では、それでうまくはいかない。我々は前半に彼らが勢いづくのを抑えることができなかった」
「第3クォーターの内容は満足しているし、後半は良かったところがたくさんある。だが、24分ではなく、48分にわたってそれをしなければいけない」。