10月31日(日本時間11月1日)、ステイプルズ・センターで行なわれたヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・レイカーズの一戦は、95-85でレイカーズが勝利した。
前半に24点差、第4クォーターに最大28点差をつけて快勝したレイカーズは、5戦4勝で4勝3敗と今季初の勝ち越しに成功している。
2連勝となったレイカーズは、カーメロ・アンソニーが23得点、2スティール、自己最多タイの4ブロック、ラッセル・ウェストブルックが20得点、8リバウンド、9アシスト、アンソニー・デイビスが16得点、13リバウンド、レブロン・ジェームズが15得点、7リバウンド、8アシスト、4スティール、1ブロックを記録した。
ベンチからの出場ながら今季2度目のチーム最多得点をマークしたアンソニーは、「みんな僕のことをあまり理解できていないと思う」と話した。
「僕が状況に適応できないという誤解があると思う。僕はどんな状況にも簡単に適応するし、これまでもそう努めてきた。ここにいて、この選手たちと一緒にいて、準備を整え、それを保ち、必要なことを理解して備える。僕にとって簡単な適応さ」。
フランク・ボーゲル・ヘッドコーチは「彼のああいう守備のパフォーマンスは予想外だった。素晴らしかった」と、アンソニーの守備に賛辞を寄せている。
「スティールやブロックなど、彼はこれまでも手を使ったディフェンスが良かった。正しいポジションにいた。そういったことをやろうという意欲があり、彼にはそれらのすべてができる。彼があのシュートに加え、守備でこういうパフォーマンスをしてくれれば、勝利に大きく貢献してくれる」。
一方、ロード5連戦の初戦を落としたロケッツは4連敗で1勝5敗。エリック・ゴードンが17得点、クリスチャン・ウッドが16得点、13リバウンド、ケビン・ポーターJr.が13得点、9リバウンドを記録している。ドラフト全体2位指名の新人ジェイレン・グリーンは、早い段階でファウルトラブルに苦しみ、7得点にとどまった。
ロケッツはフリースローを14本失敗し、ターンオーバーが25。スティーブン・サイラスHCは「ターンオーバーで消耗した」と嘆いている。
「シーズン序盤からの問題だった。毎晩のように良いチームと戦っている時は、自分たちのスペーシングや、ターンオーバーを引き起こすような状況を理解しなければならない。不注意なものもあれば、ターンオーバーにさせられたものもある。後者は必ずしも悪くないが、不注意はグループとして気をつけないと。試合のたびに問題になってきているからね」。