12月25日(日本時間26日)にチェイス・センターで行なわれたヒューストン・ロケッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズのクリスマスゲームは、デイミオン・リーの22得点を筆頭に、3選手が20得点以上をマークしたウォリアーズが116-104で勝利を収めた。これでウォリアーズは今季初の3連勝、ロケッツは連勝が4でストップした。
ウォリアーズは5試合連続の先発出場となったガードのリーが、自己最多にあと1点に迫る22得点に加えて、自己最多15リバウンド、4アシスト、3スティール(自己最多タイ)と奮闘。リーは前半だけでフリースロー10本すべてを沈めるなどして17得点、10リバウンドと活躍した。そのほかドレイモンド・グリーンが後半の16得点を含む試合合計20得点、ディアンジェロ・ラッセルも20得点をマークして勝利を後押しした。
リーは試合後「この勝利に感謝したい」と語っている。
「でも、僕は2ウェイ契約ではなく、本契約を勝ち取るために、一日一日、もっとうまくならなくてはいけないと思っているよ」。
前半を終えて64-68と4点を追っていたウォリアーズは、第3クォーターにグリーンの9得点などで28-19とロケッツを上回り、逆転に成功する。第4Q中盤に一度はロケッツに逆転を許したものの、ラッセルの3ポイントショットで再びリードを奪うと、このクォーターだけで8得点(試合合計18得点)をあげたグレン・ロビンソン三世の活躍などでリードを広げ、今季8勝目(24敗)をあげた。
ウォリアーズのスティーブ・カー・ヘッドコーチは「この試合は今季一番のビッグゲームだったんじゃないかと思う」と語った。
「全米放送のロケッツ戦だよ。我々にとってこの試合の意味は大きい」。
今季10敗目(21勝)となったロケッツは、ラッセル・ウェストブルックが30得点、12リバウンド、5アシスト、ジェームズ・ハーデンが24得点、11アシスト、6リバウンド、3スティールをマークしたほか、ダニュエル・ハウスJr.が18得点、クリント・カペラが10得点、11リバウンドのダブルダブルを記録した。
ハーデンは「僕らには多くの(勝利の)チャンスがあったけれど、それを活かせなかった」と言う。
「いたってシンプルなことだよ」。
マイク・ダントーニ・ヘッドコーチも「理由がなんであれ、我々は仕事を遂行することができなかった」と語る。
「普段やっているように、魂とエナジーを携えてプレイすることができなかったのはとても残念だ」。
次戦は、ウォリアーズが27日(同28日)にホームでフェニックス・サンズと、ロケッツが28日(同29日)にホームでブルックリン・ネッツと対戦する。