NBAドラフト2018を前に、各チームによるトレードが始まった。
シャーロット・ホーネッツがドワイト・ハワードと交換で、ブルックリン・ネッツからティモフェイ・モズゴフと将来的なドラフト2巡目指名権2枠を獲得する予定と、『ESPN.com』が伝えた。このトレードが成立すれば、ネッツは来季の支出を1700万ドル(約18億8000万円)抑えられるほか、ロスターにマックス契約で2選手を加えられる余裕が生まれるという。
昨季ホーネッツで81試合に出場し平均16.6得点、12.5リバウンドを記録したハワードにとって、ネッツは直近4シーズンで4チーム目になる。NBA解説者のブレンダン・ヘイウッドは、ホーネッツはハワードの退団を残念がらないだろうと言う。
ヘイウッドは『SiriusXM』に「関係者と話をしたところ、ホーネッツのロッカールームでドワイト・ハワードは好かれていなかった」と話している。
「ホーネッツが再建に動いたのか、それとも単にハワードを放出したかったのかはわからない。ただ、チームのロッカールーム内でハワードが好かれていなかったことだけは確かだ」。
モズゴフもまた、ホーネッツが直近4シーズンで4チーム目になる。昨季はネッツでわずか31試合の出場にとどまり、平均4.2得点、3.2リバウンドという成績を残した。
今週モズゴフは個人のブログでネッツを批判。モズゴフはブログ内で「昨季のNBAシーズンにはがっかりした。辛いシーズンだったし、非常に良くなかった」と書き込んだ。
「限界点は思いがけないタイミングでやってきた。(ケニー・アトキンソン)ヘッドコーチから『これがチームの現状。転換期もない。今のような状態が続く』と言われたのだからね」。
原文:NBA trade rumors: Hornets sending Dwight Howard to Nets for Timofey Mozgov by Travis Durkee/Sporting News(抄訳)