複数の報道によると、オクラホマシティ・サンダーが6月30日（日本時間7月1日）、マイアミ・ヒートとのトレードで、将来の複数のドラフト指名権と引き換えにビクター・オラディポを獲得したようだ。
Oladipo will be rehabilitating a torn patellar tendon in his left knee. He suffered the season-ending injury in April. He's well-regarded in the Thunder organization from his one previous season there.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) July 1, 2023
The Heat are sending two second-round draft picks to the Oklahoma City Thunder to facilitate the offloading of Victor Oladipo's contract.
— Ira Winderman (@IraHeatBeat) July 1, 2023
The draft compensation sent to OKC last night in the Victor Oladipo trade involves a second-round pick. The protections remain on the 2025 first-round selection that the Heat owes the Thunder.
— Anthony Chiang (@Anthony_Chiang) July 1, 2023
サンダー獲得
- ビクター・オラディポ
ヒート獲得
- 将来のドラフト2巡目指名権2つ
『AP』によると、ヒートはこの取引で945万ドル（約13億6080万円／1ドル＝144円換算）のトレーデッドプレイヤー例外枠（Traded Player Exception）を獲得するなど、財政面で柔軟性を得られる。
2022-2023シーズンのオラディポは、平均26.3分間のプレイで10.7得点、3.0リバウンド、3.5アシスト、1.4スティールを記録した。
オラディポは6月27日（同28日）にオプションを行使していたが、新シーズンの所属先は不透明だった。オラディポは4月、ミルウォーキー・バックスとのプレイオフ・ファーストラウンドで左膝蓋腱断裂のケガを負っている。
このため、31歳のオラディポはここ4年で3回目となる大きな手術を受けており（過去2回は右ひざ）、復帰の日程は決まっていない。
インディアナ・ペイサーズ時代にオールスターに2回選出されたオラディポだが、2019年1月に負傷。2021年1月にヒューストン・ロケッツに、その2か月後にヒートへとトレードされた。2021年3月に4試合に出場したオラディポだが、その後再び負傷した。
オラディポはオーランド・マジックでの3シーズンを経て、2016-2017シーズンにサンダーでプレイし、平均15.9得点をあげている。
原文：Reports: Heat trade Victor Oladipo to Thunder（抄訳）
