マイアミ・ヒートのパット・ライリー球団社長は、フリーエージェントのドウェイン・ウェイドとユドニス・ハズレムをチームに呼び戻すことを目標にしている。
ライリー球団社長は、8月23日(日本時間24日)にリポーターの取材に応じ、ハズレムに関しては良い感触を得ていると語った。そしてウェイドに関しても、再契約するために努力することを約束した。
ライリー球団社長は「今の時点では発表できることはない。今のところ、UD(ハズレムの愛称)のフィーリング、彼の希望がわかったところだ」とコメントした。
38歳のハズレムは、ヒート一筋のNBAキャリアを送り続けている。だが、直近3シーズンでわずか67試合の出場にとどまり、昨季はキャリア最低となる平均0.6得点、0.7リバウンドに終わった。
ライリー球団社長は、ウェイドとは近い内に会って話をするという。
「ドウェインの代理人であるレオン・ローズとは定期的に連絡を取り合っている。私も休暇から戻ったところで、これからはトレーニングキャンプに向けて準備を進めていく。ドウェインが、彼のマーケティングチームと一緒にカリフォルニアに滞在しながら調整しているのは知っている。近日中に彼と話そうと思っている」。
「彼が(中国スポーツメーカーの)Li Ningと契約した後でメールを送った。我々は、彼に戻ってきてもらいたい。彼とユドニスに戻ってきてもらいたいが、考えるための時間を取ってもらっているところだ。チームとして、彼らのようなベテランに若い選手を引っ張ってもらう必要がある」。
ウェイドは現役引退を含めて検討しているところだが、今月はじめには、もし今季もプレイする場合は「ヒートのユニフォームしか着ない」と語った。
36歳のウェイドは、2016年にシカゴ・ブルズに加入後、昨年の9月にクリーブランド・キャバリアーズと1年230万ドル(約2億5600万円)で契約した。キャブズでは46試合に出場したが、今年の2月にヒートにトレードされ、古巣復帰を果たした。
原文:NBA free agency rumors: Heat still want to re-sign Dwyane Wade, Udonis Haslem by Chelsea Howard/Sporting News(抄訳)